
今回は、上記の質問に対して、お答えいたします。
具体的には「不景気に突入したら社会人・新社会人の方がサラリーマンとして想定しておくべきこと・すべきこと」をお伝えいたします。
本記事の内容- 不景気に突入したらサラリーマンが想定しておくべきこと
- 不景気に突入したらサラリーマンがすべきこと
- 転職準備
- 英語強化
この記事を書いている私は、「人生をイージー(豊か)に歩む」をコンセプトに、サラリーマンとして成功するための情報を中心に記載しています。
今回の記事は、不景気時における最悪な状況を想定し、サラリーマンとして生き残るためにどのようなことをすべきかという大きな視点に重点を置いた話となります。
住宅ローン、投資などの金融関係の話ではなく、シンプルにサラリーマンとして準備すべきことをお伝えいたします。
【経済崩壊・不景気に突入】社会人がすべきことは転職準備・英語
ほんの少し前までは全世界の株式市場は絶好調であり、バブルであると指摘をする声を完全に無視するかのようにアメリカ株式市場を筆頭に世界の株式市場は上昇していきました。
金融緩和により作り上げられた実体経済とはかけ離れたこの相場は、コロナウイルスをきっかけに化けの皮がはがれ、大きく下落を始めました。
コロナウイルスは世界中の人の行き来を制限し、経済活動を大きく停滞させることから、影響は株式市場の下落に起因するす不景気にとどまらず、実体経済を完全にストップさせ、破壊することによる不景気も招きます。
そんな中で「社会人・新社会人の方がサラリーマンとして生き残るため」という大きな視点から、想定しておくべきこと・すべきことをお伝えいたします。
不景気に突入したらサラリーマンが想定しておくべきこと
2008年のリーマンショック以降、経済は徐々に回復していき、日本においては長い間、好景気の状態が続いていました。
この好景気が終わり、不景気となるとサラリーマンを取り巻く状況は大きく変化します。
- 内定の取り消し
- 採用人数の大幅縮小(転職がしにくい)
- ボーナス・給料のカット
- クビ
- 倒産
サラリーマンの私達を取り巻く環境としては、ざっくりいうと、上記のような形で変化がおきます。
簡単に言うと、求人の需要と供給のバランスが好景気時とは逆となり、求人の供給が需要に対して減少していきます。
不景気においてはサラリーマンの立場はどんどん弱くなっていくのです。主に以下のような3つのシナリオが想定されます。
想定シナリオその1
「想定シナリオその1」は会社に居続けることは出来るものの、待遇がどんどん悪くなっていくというシナリオです。
企業は固定費を削減するために採用を見送る →採用が厳しくなると、転職をしたくても出来ない人達が増える →企業はボーナス・給料のカットなどを実施する →転職をしたくても出来ない人達は会社を離れられない
想定シナリオその2
「想定シナリオその2」は、会社にいることすら出来なくなるというシナリオです。
- 会社をクビになる
- 会社が倒産する
想定シナリオその3
「想定シナリオその3」は上記2つのシナリオのハイブリット系です。
クビにはならず、会社も倒産せず、会社に居続けることが出来るものの、「採用人数の減少」と「何割かの人たちのクビ」の結果、待遇面はどんどん悪くなる中で、仕事量がどんどん増えていく
不景気に突入したらサラリーマンが想定しておくべきことは主に上記の3つとなります。
業界、役職などさまざまな状況により、どれに当てはまるかは異なりますが、不景気においてはサラリーマンの立場はどんどん弱くなっていくことを想定しておくことが大事です。
不景気に突入したらサラリーマンがすべきこと
不景気において、サラリーマンの立場はどんどん弱くなっていく中で大事なことは、それを受け入れるだけではなく対応していくことです。
対応策としては、「少しでも新たな就職先を見つけやすいようにしておくこと」が最大の対応策となります。
少しでも次の就職先を見つけやすいようにしておくための方法は、シンプルに以下の2つです。
- まだ転職の準備をしていない場合には転職の準備をしておく
- 転職しやすいように英語の勉強をしておく

まだ転職の準備をしていない場合には転職の準備をしておく
不景気時の転職は好景気時の転職とは異なり、かなり門が狭くなります。
転職の準備をしっかりとしておかないと、いざという時に転職しようとしてもまったく間に合いません。
不景気時においては、サラリーマンの生き残りをかけた転職の戦いがいつ始まってもおかしくないのです。
不景気は自分には全く関係ないと思う方も多いと思いますが、半年後、1年後などに企業の体力が徐々に奪われていき、突然、倒産、クビというようなことが起きえます。
不景気を甘くみずに、今すぐにでも転職の準備を始め、いざという時に乗り遅れないようにしておくことが不景気時にサラリーマンとしてすべきことの一つとなります。
今から準備を進めていけるかどうかが、半年後、1年後のいざという時に大きな分かれ道になりますので、少しずつで良いので進めてみましょう!
以下の記事で転職の事前準備について詳細に記載していますので、気になる方はチェックしてみてください!
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【超大事】転職で失敗・後悔しないためにやっておくべき事前準備5個
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転職しやすいように英語の勉強をしておく
不景気時の転職は好景気時の転職とは違い、企業側はかなり慎重にあなたを採用すべきかどうかを判断します。
好景気時には求人の供給が需要を上回っているため、特に実力がなくともハッタリで転職をすることが比較的簡単ですが、不景気時にはこのハッタリが効きません。
不景気に突入していく中で、サラリーマンとして生き残りたいのであれば、分かりやすい指標で他の人よりも優れていることを証明できるようにしておくことが大事です。
そんな中で最も効果的な指標が英語力となります。
企業側からすると、英語力は点数で把握出来るため、採用人数を絞っていく時に参考にしやすい指標です。
また、上記のような観点以外でも、これからの時代は英語の需要はますます高まっていくことが想定されます。
不景気時においてサラリーマンとして生き残れるようにするために何をしたらよいか迷っている方は、今回のコロナショックを一つのきっかけとして、英語の勉強を始めてみましょう!
1年後、2年後には信じられないほど大きな差がつきますよ。
なお、以下の記事で効果的な英語の勉強方法を紹介していますので、参考にしてみてください。
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【英語は勉強方法が大事】社会人が上達するための5つのステップ
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おわりに:
今回の記事は、不景気時における最悪な状況を想定し、サラリーマンとして生き残るためにどのようなことをすべきかという大きな視点で記載いたしました。
自分には全く関係ないという気持ちでのんきに過ごしていると、悪夢はある日突然にやってきます。
そのような事態が起きてから、慌てても、しっかりと準備をしている方に勝てるはずもなく、良い条件の転職先にたどり着けません。
今から準備を始めれば全く遅くはありませんので、ぜひ、少しずつ準備を進めていきましょう。
いまいちピンとこないという方は、「あなたが会社をクビになる」「あなたの会社が倒産する」ということが起きた場合に、待遇の良い転職先を問題なく見つけることができるかどうかを考えてみましょう。
不景気時におけるあなたのライバルの数は好景気よりもが圧倒的に多くいます。そのような状況下で、何の準備もせずに、そのライバル達に勝つことが出来るでしょうか?
最後は少し不安を煽るような書きぶりとなってしまいましたが、今回に記事が不景気のための準備を進めるきっかけとなれば幸いです。
不景気は想像以上のスピードでやってきますので、少なくとも転職の準備は進めておくことをおすすめします!