- 出世のために頑張ってきたのできなそう。
- 辛い。自分が情けなくなってくる。
- これからどのように行動していけば良いだろうか?
今回は、このような悩みや疑問をお持ちの方に向けた記事です。
また、これから出世を目指すかどうかを悩んでいる方にも参考になる記事となっています。
「頑張ってきたにもかかわらず出世ができない」という状況は、誰でも落ち込んでしまうものです。
「モチベーションが下がり、どうしていけば良いか分からない」という状態になってしまいます。
今回は、「出世ができないと分かったら取るべき対応策と選択肢」についてです。
この記事を読めば、「出世ができない理由」と「取るべき行動」を知ることができます。
管理職として働いている中で、昇進や出世についての悩みを持っている方をたくさん見てきた経験も踏まえ、お伝えします。
目次
出世できない理由を考えることが大事
「頑張ったのに出世ができない」という状況になると、落ち込んでしまう方が多いのではないでしょうか?
ただし、落ち込んでばかりいても、状況は良くなりません。
大切なことは「これからどうするか」です。
これからを考える上で大事なことは、「出世できない理由を考える」こと。
出世できない理由によって、これからの対応策や選択肢が変わってくるのです。
まずは、代表的な出世できない理由を見てみましょう。
- 成果を出せていない
- 能動的に仕事に取り組めていない
- 実はコミュニケーションに問題あり
- アピールができていない
- 話すのがうまくない
- 外的要因
①成果を出せていない
1つ目は「成果を出せていない」です。
こんなに頑張っているのに、こんなに働いているのに、評価されないのはおかしいと感じている方は多いのではないでしょうか?
頑張っているのは素晴らしいことですが、大切なことは「成果を出す」ことです。
出世できない方は会社が求めている成果を出せていない可能性があります。
成果は「会社が求めている成果であること」が大事です。
②能動的に仕事に取り組めていない
2つ目は「能動的に仕事に取り組めていない」となります。
「言われた仕事はしっかりできる」「指示されたことは素早くミスなくできる」けれど、常に指示待ちをしている方は要注意です。
このような方は「言われた仕事しかできない」と思われてしまう傾向があります。
出世するということは、「自ら仕事を作る」「指示をして仕事を回す」こと。
「ミスしない指示待ち」よりも「ミスするけど能動的に動く」ほうが、出世しても不思議はないですよ。
③実はコミュニケーションに問題あり
3つ目は「実はコミュニケーションに問題あり」となります。
一見、コミュニケーションに問題はなさそうだけれど、実は問題があるという方は多いですよ。
具体的にいうと、「社内で受けが悪いコミュニケーションをしている」となります。
- 自分の仕事を優先しすぎる
- レスポンスが遅い
- 効率重視すぎる
- チームプレーより、個人プレー
- 話しかけにくい雰囲気がある
- 上司などに気をつかえない
- 社内ルールをあまり守らない
上記は、一般的には出世に影響をするような大きな問題ではありません。
ただし、社内文化・習慣や上司の考えなどによっては、マイナスイメージとなるもの。
良かれと思っていていた行動が、実はマイナスイメージになっているかもしれませんよ。
④アピールができていない
4つ目は「アピールができていない」です。
「どれだけ頑張っているのか」「どのくらい成果をだしているのか」の判断は、数字だけではなく、印象も大きく影響します。
黙っていたら、実績や頑張りは多くの方には伝わりませんよ。
しっかりとアピールしていきましょう。
実績や頑張りを数字で証明できる場合においても、印象は大事。
数字と印象が一致すると、文句のつけようがなくなりますよ。
⑤話すのがうまくない
5つ目は「話すのがうまくない」です。
「話すのがうまくないことが理由で評価されていない」という方はたくさんいます。
- 説明が上手くない
- 必要ないことまで話してしまう
- 説得力にかける話し方
能力はあり、知識もあるのに、話し方がうまくないため、出世できるほどの力はないと思われてしまうのです。
⑥外的要因
6つ目は「外的要因」です。
自分の力ではどうしようもない場合があることを頭に入れておきましょう。
- 年功序列で上がつまっている
- 業績が悪くて、みんな出世できない
出世は運とタイミングと言われることもあり、自分ではどうしようもないことも多いです。
出世できない人が見直すポイント
「これからどうしたら良いのか分からない」けれど、「まだ、出世欲はある」という方は多いのではないでしょうか?
「やる気がでない」「仕事が身に入らない」が続くのは危険。
評価がどんどん下がっていき、さらに出世コースから外れてしまいます。
出世欲がある方は、やる気を出して、出世できない人が見直すべきポイントを押さえながら、対策していきましょう。
- 頑張る方向を修正する
- 論理的思考や分析力を鍛える
- ビジネススキルを身につける
①頑張る方向を修正する
1つ目は「頑張る方向を修正する」です。
出世できなかった原因を把握し、その点を意識的に改善していきましょう。
今まで以上に働いたとしても、原因となった点を改善できないと、同じ結果となる可能性が高くなります。
頑張る方向を修正することが大切です。
②論理的思考や分析力を鍛える
2つ目は「論理的思考や分析力を鍛える」です。
出世という道筋の見えないゴールに向かうには、「考える力と分析力」が必要。
ハードワークをするだけではなく、考え、分析しながら、どのように仕事をすべきかを判断していきましょう。
また、付加価値を与えられる人材となるためにも、「考える力と分析力」は必要となります。
- 指示されたことだけではなく、プラスαの行動ができる
- 正解のない問題を解決することができる
- 全体最適を考えて、物事を進めることができる
出世するということは、自分で考え、指示をする場面が増えるということ。
指示どおりに動くだけではなく、付加価値を与えることが求められるのです。
考える力と分析する力を活用し、付加価値を与えられる人材になると出世に近づきます。
③ビジネススキルを身につける
3つ目は「ビジネススキルを身につける」です。
体系的にビジネススキルを学んだ経験がない方は多いのではないでしょうか?
これは本当に勿体ないこと。
ビジネススキルを学んでいるかどうかで、ビジネスパーソンとしてのレベルが大きく変わるのです。
ビジネススキルには、以下のようなスキルが含まれます。
- マネジメントスキル
- コミュニケーションスキル
- 論理的思考力
- 問題解決能力
これらを体系的に学ぶことにより、ビジネスパーソンとしての一步上のレベルで仕事をすることができるのです。
思うように出世ができない方をみてみると、総合的なビジネススキルが低い方が多くいますので、一度、鍛えることを検討してみましょう!
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僕自身も利用したことがありますが、効率よくビジネススキルを学ぶことができますよ。
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出世ができないと分かったら取るべき選択肢
出世ができないと嘆いてばかりいても、時間は進んでいきます。
人生はまだまだ長いですので、取るべき選択肢を確認し、新たな一步を踏み出すことが大切です。
- 会社に残り、もう一度出世を目指す
- 出世がすべてではない。出世しないで今の会社に残る
- 出世ができそうな会社に転職する
- 起業する
①会社に残り、もう一度出世を目指す
出世できない原因を改善しながら、もう一度、出世を目指すという選択肢です。
自分に原因がある場合には、いくらでも改善可能。
「自分に足りない部分があること」「自分のやり方が間違っていたこと」を受け入れることが最初の一步。
プライドを捨て、受け入れることができれば周りの評価は変わってくるはずです。
昔から頑張っていたし、最近、何か変わったなと思われるようになれば、出世の可能性は高まりますよ。
②出世がすべてではない。出世しないで今の会社に残る
出世にこだわるのは辞め、今の会社で働き続けるという選択肢です。
出世すれば幸せになれるかといえば違います。
- 責任感が重くなる
- ハイプレッシャー
- 社内政治に巻き込まれる
- 管理職としてサービス残業を求められる
挙げればキリがないですが、出世しても良いことばかりではないのは確かです。
また、最近では出世をしたくないという人も増えてきています。
「出世」=「幸せ・成功」という価値観は薄れてきているのです。
仕事に多くの時間を費やし、出世していく人生が本当に幸せなのかを自問自答してみましょう。
出世したいという理由が明確にない場合には、「出世をしないで今の会社に残る」という選択肢もありです。
注意点としては、どうすれば自分の居場所を確保できるか常にを考えながら、過ごすようにしましょう。
③出世ができそうな会社に転職する
出世ができそうな会社に転職するという選択肢もあります。
出世できない理由が外的要因の場合、自分がどんなに頑張っても出世はできません。
極端な話、あと10年頑張って働いても、外的な要因で出世できない可能性があるのです。
こういう場合には、転職を検討することも必要。
転職して、出世に成功することはそこまで珍しいことではありませんよ。
僕の知り合いにも転職して、出世をに成功した人は何人もいます。
注意点としては、なんとなく転職しても上手く行かないということ。
「自分の市場価値」「転職先の会社の状況」などの情報を集めながら、転職活動をすることが求められます。
なんとなく転職するのではなく、信頼できるエージェントに協力してもらい、しっかりと情報を集めながら、転職の準備を進めることが大切ですよ。
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出世できる会社に出会う可能性を上げるには、複数のエージェントを利用することがポイントですよ。
面倒に感じるかも知れませんが、最低2社は利用しましょう。
他の人よりも成功する可能性を上げたいのであれば、面倒くさいことも我慢してやってみましょう!
④起業する
起業するという選択肢もあります。
起業すれば、出世も上司の評価も関係なくなることもあり、出世できないから起業するという方は少なくありません。
起業すれば、今までの経験を活かしながら、自分の裁量で仕事をできます。
注意点としては、成功するのは簡単ではないということ。
起業する場合には、時間をかけて、計画的に準備をしていくことが大切ですよ。
焦って起業するのは辞めましょう。
出世だけが幸せではない。出世できないをチャンスにしよう
今回は、「出世ができないと分かったら取るべき対応策と選択肢」について、記載しました。
出世ができないと分かったら、今までの自分を振り返るチャンスです。
「本当に出世したいのか」「なぜ今の職場で働いているのか」「出世できない理由」などについて、じっくりと考えてみましょう。
たまには立ち止まり、考えることも大事です。
昔と違い、起業やフリーランス人口も増えてきています。
転職は当たり前の時代です。
今の職場での出世以外にも道はたくさんあります。
出世できないと分かっても落ち込む必要はなし。新たな一歩を踏み出しましょう。