今回は、上記の質問に対して、回答いたします。
具体的には、「転職におけるTOEICの重要性、をお伝えいたします。企業がTOEICをどのくらい重要視しているのか」についてのデータも見ながら記載していきます。
本記事の内容- TOEICは重要?
- どのくらいの企業がTOEICを求めている?
- 転職とTOEICの点数の関係
- 英語力以外もアピールできる
- TOEICの勉強方法
- まとめ
この記事を書いている私は、社会人になってからTOEICの勉強を始め、今では950点以上を取ることができます。
そんな私が転職活動中に聞いた話、ヘッドハンティングの方から聞いた話、私の知人が転職した際の話などに基づき、TOEICと転職について記載します。
目次
【転職とTOEIC】転職におけるTOEICの重要性は?
転職を考えている方から「TOEICは転職に必要なのか?」「TOEICは転職に有利となるのか?」という質問をよく受けることがあります。
転職活動を行っている多くの方がTOEICの存在を気にしていますね。
今回は、転職におけるTOEICの重要性という点を、見ていきたいと思います。
記事の後半にはTOEICの勉強方法なども簡単に紹介していく予定です。
TOEICは重要なのか?
転職を検討している方、転職活動中の方であれば、TOEICという言葉を聞いたことが無い方はほとんどいないと思います。
そのくらい社会人のビジネス英語の基礎力を測る試験として日本に浸透していている試験がTOEICです。
実際のTOEICの受験者数を見てみると、ここ5年間は毎年約250万人以上の方が受講しています。
ここまで多くの方が受講するほど浸透している英語の試験は他にはなく、やはり日本においてはTOEICの重要性は高いといえるでしょう。
たまに、「TOEICの試験は意味が無い」という意見を聞きますが、このような意見は英語ネイティブに憧れて英語を勉強している方からの意見が大半です。
- 世界的にTOEICは有名ではない
- リーディングとリスニングのみでは英語力は測れない
- 問題が簡単すぎる
- TOEICが出来ても、実際に英語を使いこなせない人がほとんど
英語ネイティブに近づくという観点からは上記の主張は正しいですが、「TOEICは転職に必要?有利?」を判断する上では、日本の企業がTOEICをどのくらい重要視しているのかがポイントとなります。
どのくらいの企業がTOEICを求めている?
以下の調査結果から、企業が採用時にどのくらいTOEICを重要視しているのかを見ることが出来ます。
英語を使用する部署の中途採用の場合にはなんと5割以上の企業がTOEICを要件、参考とすると回答しています。
また、3年後の見通しとして、海外との取引をしている部署以外の部署も英語を使用するようになるという回答が6割を超えています。
また、社内の昇格・昇進の要件としてTOEICを採用している企業が30%以上もあり、ここからも企業がTOEICを重視していることが分かります。
転職とTOEICの点数の関係
転職とTOEICの点数の関係についてみていきましょう。
まずは、採用条件として具体的にTOEICの点数を明示している有名企業の一例を見てみます。採用されるポジション、部署によっても求められるTOEICの点数は異なりますので、以下は参考程度です。
- 楽天:800点
- アマゾンウェブサービス:750点
- 武田薬品:730点
- ファーストリテーリング:700点
- 日本IBM:600点
このようにTOEICの点数を採用条件として明示し、足切りの対象としている企業はそこまでありませんが、先程の調査から分かるように、多くの企業が中途採用においてTOEICの点数を重視しています。
転職とTOEICの関係をイメージしやすいように、転職とTOEICの点数の一般的な関係を簡単に紹介します。
TOEIC600点未満
残念ながら、英語はアピールポイントにはなりません。
TOEIC600点以上730点未満
英語が最低限できれば大丈夫という会社であれば、転職において十分な英語力です。
TOEIC730点以上830点未満
英語がそこそこ必要とされる日系企業であれば転職において問題なくアピールできる点数です。
外資系企業やグローバル展開している英語必須の日系企業の場合には、転職において足切りされない可能性が高くなる程度の英語力です。
TOEIC830点以上920点未満
日系企業であれば転職において十分アピールできる点数であり、かなり幅広く、転職できる職種、業界を選択肢とすることが出来ます。
外資系企業やグローバル展開している英語必須の日系企業に対しては、転職においてアピールできる点数です。ただし、ライバルも英語力が高いため、英語力だけをアピールポイントとしても微妙な点数となります。
TOEIC920点以上
99%以上の会社で転職において英語力を十分にアピールできます。一部の企業では920点以上の英語力を求ることもありますが、その場合には、「スピーキング力」か「英語での実務経験」を求められるという感じになるでしょう。
920点以上の話は別次元の話しとなりますので、今回は割愛します。
ポイント
上記を簡単にまとめてみると、日系企業への転職では730点以上あれば十分、外資系企業などへの転職では920点以上あれば十分というイメージです。
上記は一般的な関係を簡易的にまとめたものですので、実際に求められるTOEICの点数はケースバイケースで異なります。
どのような会社、どのような部署がどのくらいのTOEICの点数を採用基準としているのかを詳細に知りたい場合には、「リクルートエージェント」や「doda」などで、TOEIC◯◯◯点という条件で求人検索をしてみると、具体的点数を簡単に知ることが可能です。
求人検索をしてみると、TOEICの点数の採用基準が分かるだけではなく、求められるTOEICの点数が高いと提示される年収も高いというイメージを実感できます。
転職におけるTOEICの必要性を把握できるだけでなく、転職へのモチベーションが上がりますので、TOEIC◯◯◯点という条件で求人検索をしてみるのはおすすめです。
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また、TOEIC800点以上ある方は外資系企業への転職に強い転職エージェントに登録することがおすすめです。
外資系に強い転職エージェントであるJACリクルートメント利用することにより、あなたの英語力を最大限評価してくれる企業を見つけることが出来、高年収を期待できます。
まだ登録していない方はもったいないですので、すぐに登録しておきましょう!
英語力以外もアピールできる
転職においてTOEICが重要視される主な理由は以下の通りです。
- 英語人材の不足
- 英語の必要性の増加
- TOEICは認知度が高く、多くの方の英語力を客観的に把握できる
実は上記以外にも転職のおいてTOEICが評価される理由があります。
- 目標に向かって努力ができる
- 将来を見据える力がある
- 仕事以外の時間を有効に使い、自己研鑽ができる
これらの力はどんな職種、業界で働くにしても、社会人として成功する上で必須の能力と言えるため、転職時においてしっかりとアピールすることができます。
このような点からも転職においてTOEICは重要といえますね。
TOEICの勉強方法
転職においてTOEICは重要であるというイメージを持つことができた思います。
「TOEICの点数=英語力」かと言われると、TOEICで点数を取れたからといってビジネスで英語を使いこなせるというわけではありません。
しかし、多くの企業がTOEICを採用の要件、参考としている、そして、昇進などの参考にもしているという現実がある以上、転職を考えている方はTOEICで高得点をとることがとても重要となります。
転職を検討している方、今後、転職する可能性がある方(終身雇用が崩壊している今、ほぼ、すべての人が転職する可能性がある方に当てはまりますね)は、TOEICの高得点を目指すことが転職での成功の大きな要因の一つとなってくるでしょう。
TOEICで高得点を取ることは簡単なことではないですが、あなたが想像しているよりも難しいことではありません。適切な勉強方法でしっかりと勉強していけば、確実に高得点を取れるようになります。
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おわりに:
今回は「転職においてTOEICは重要かどうか」、について記載しました。
結論としては、転職においてTOEICは重要となります。
今回の記事では詳しくは記載しませんでしたが、グローバル化に伴い、今後はますます英語が必要となってきます。
数年後の自分をしっかりと想像し、転職で有利になれるように今のうちから英語の勉強をコツコツと進めていきましょう!