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Carrer up(転職)

望まない人事異動で退職?異動を受け入れたくない場合の対処法を紹介

  • いきなり異動を伝えられて戸惑っている。
  • 興味ない部署への異動なんて受け入れたくない。
  • 人事異動を拒否したい場合の対処法は?

今回は、このような悩みや疑問をお持ちの方に向けた記事となります。

受け入れたくない異動を伝えられて、ショックという方は多いのではないでしょうか?

「全く興味のない業務」「新たな人間関係」など、望んでいない異動に対してネガティブになるのは当然のことです。

望んでいない異動がないことを祈るばかりですが、サラリーマンである以上、避けては通れないものであるのも事実。

今回は「望まない人事異動への対処法」についてです。

本記事を読めば、望まない人事異動を拒否できるのかどうか・退職時の注意点なども分かり、今後のいざというときの備えをすることができます。

突然の人事異動に戸惑うのは当たり前

突然の人事異動にショックを隠しきれない方も多いのではないでしょうか?

本人の希望や納得できる理由があれば、突然の異動もなんとか受け入れられますが、ほとんどの異動はそうでないもの。

理不尽な異動命令によって、仕事への忠誠心とやる気が一気になくなっていく方は多いです。

突然の異動があると、「業務内容」「人間関係」「キャリアプラン」「住む場所」など、自分の意思とは無関係に色々な変化が余儀なくされます。

  • やりたいことと全く違う
  • 雰囲気の合わない部署
  • 描いていたキャリアプランから大きくハズレる

このような感じで、会社のことを憎みたくなったり、気持ちを上手く切り替えられなかったりするものです。

ただし、負の感情を抱き続けていても状況は良くなっていきません。

突然の望まない異動命令が法的に問題がないかを含め、対処法を見ていきましょう。

望まない異動は拒否することができる?

望まない異動は法的に問題がないか?拒否することができるのか?見ていきましょう。

結論としては、「望まない異動であっても法的に問題はなく、拒否することはできない」となります。

原則として、従業員の方は異動に対する拒否権は持っていないもの。

日本では正社員とは、長期的な雇用を前提とし、定年まで様々な職種や職場を経験する可能性がある立場とされているため、人事異動命令権を拒否することはできないのです。

ただし、一部例外として、以下の3つのケースが挙げられます。

  • 雇用契約書に異動がない旨が記載されている場合
  • 異動による負担が大きすぎると判断される場合
  • 不当な理由による業務命令

雇用契約書に限定した勤務地や職種での採用が明記されている場合には、拒否することが可能です。

異動させることは会社側の契約違反となります。

異動による負担が大きすぎると判断される場合は拒否できる可能性があります。

判例などでも、基本的には会社側に判断が委ねられるため、会社がどの程度、事情を考慮してくれるか次第です。

嫌がらせ目的での異動など、明らかにおかしい異動であれば、拒否できる可能性があります。

この不当であるという証拠を揃えることは非常に難しいとものとされています。

望まない異動を拒否し続けるとどうなる?

異動命令が例外の3パターンに当てはまらない場合、それでも異動したくないと拒否し続けるとどうなるでしょうか?

結論としては、人事異動を拒否し続けた場合には、懲戒処分の対象となり、解雇される可能性があります。

望まない異動を言い渡された側としては、まったく納得できないものであったとしても、会社側は正当な理由に基づき、人事異動を決定していることになるのです。

  • 社員の育成のため
  • コンプライアンスの観点から
  • 組織戦略上の観点から

上記は一例ですが、企業はいくらでも正当な理由を主張できるもの。

それを拒否し続けることは、会社側としては懲戒処分の対象となる行為。

この懲戒処分の対象はあくまで「拒否し続ける行為」であり、上司への交渉は対象となりません。

慎重に行う必要はあるものの、交渉してみるのも一つの手です。

望まない異動への対処法は3つ

望まない異動への対処法を見ていきましょう!

  1. 上司へ交渉してみる
  2. 転職を決意する
  3. 受け入れる

望まない異動への対処法①:上司へ交渉してみる

1つ目の対処法は「上司へ交渉してみる」です。

基本的に異動に対する拒否権がないのは前述したとおりですが、交渉をしてみる余地はあります。

マイナビエージェントの調査によると、65%の人が交渉をしているとのこと。

受け入れることが難しい異動であれば、駄目もとでも交渉を検討してみましょう。

駄目もとには変わりないですが、交渉を有利に進めるための手段が一つだけあります。

それは「転職活動をして転職先を見つけた上で交渉する」です。

転職先が決まっていると、会社側もあなたの価値を再認識し、良い条件を提示するなど、歩み寄りを見せてくれる可能性が高まります。

交渉の結果、「高圧的な態度」「文句」「頭ごなしの否定」など、あなたを大切にしない態度を取るような会社は、遅かれ早かれ辞めたほうが良い会社ですので、このタイミングで辞めたほうが賢明ですね。

望まない異動への対処法②:転職を決意する

2つ目の対処法は「転職を決意する」です。

世の中には会社はたくさんあります。

勤務地の異動がない会社、あなたがやりたい業務ができる会社もたくさんあるのです。

望まない異動は、理不尽な異動を求めてくる会社に見切りをつけ、新しいキャリアをスタートさせる良い機会ともいえます。

望まない異動をきっかけに転職へ動く方はたくさんいます。

「会社の異動命令により、自分の人生が壊された」とならないためにも転職の準備は進めておきましょう。

転職活動を始めたい方におすすめの転職エージェント

doda
【公式サイト】doda
ベンチャー〜有名企業まで、幅広い求人が特徴。しっかりとしたサポート体制で転職を支援してくれます。「転職活動を始めたい方」は登録必須。

パソナキャリア
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年代別に利用すべき転職エージェント・効果的なエージェントの活用方法を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

望まない異動への対処法③:受け入れる(うつに注意)

3つ目の対処法は「受け入れる」です。

しっかりと気持ちを切り替えて、異動先での新しい環境で頑張ることも選択肢の一つとなります。

人事異動に関しては、基本的に従業員側に拒否権がないため、仕方がないといえば、仕方がないことです。

ただし、注意したい点としては、やる気がおきないまま嫌々な状態で働くことは危険であるということ。

新たな環境はたださえ、ストレスが溜まりやすい状況。

それに加えて、「やる気が起きない」「納得していない」「嫌々仕事をしている」という状況が続くと、ストレスが溜まりすぎて、体を壊したり、ひどい場合には、うつになる可能性もあります。

結果として、異動後に退職してしまうという方も少なくはありません。

異動を受け入れると決めたなら、気持ちも切り替えるようにしていきましょう。

退職(転職)を選択する場合の注意点

望まない異動により、退職(転職)を選択する場合の注意点を押さえておきましょう!

注意点は以下の4つです。

  • 納得できないからといって無断欠勤は駄目
  • 見切り発車での退職はストップ
  • 異動拒否による退職は自己都合の退職となる
  • 転職の理由は前向きに

①納得できないからといって無断欠勤は駄目

納得できないからといって「無断欠勤や会社に行かなくなる」ような行動はNGです。

②見切り発車での退職はストップ

「こんな会社辞めてやる」という気持ちになるのも分かりますが、見切り発車での退職はストップしましょう。

「転職先が見つかっていない状態で仕事を辞めても大丈夫か」どうかを冷静に考えることが必要です。

③異動拒否による退職は自己都合の退職となる

異動拒否による退職は会社都合の退職に思えますが、自己都合の退職となります。

自らの意思で退職の選択をした普通の退職と同じ。

失業保険の取り扱いなど、会社都合と自己都合と異なるものがありますので、頭の片隅に入れておきましょう。

④転職の理由は前向きに

転職の理由は前向きな理由が好ましいです。

会社の理不尽さに納得がいかないからといって、それをそのまま転職理由としても何も良いことはありません。

会社に対する怒りをポジティブな理由に変換して、転職活動を進めていきましょう。

望まない異動に対抗するため、転職活動をしていこう!

今回は、「望まない人事異動で退職?異動を受け入れたくない場合の対処法」を紹介してきました。

日本の正社員は雇用という観点で見ると、首にすることはとても難しく、世界トップクラスに守られています。

一方で、人事異動に拒否権はありません。

雇用が守られていることに安心していると、突然の望まない人事異動で人生の計画を壊される可能性があるのです。

自分の人生は自分で守るもの。

人事異動により、人生の計画を壊されないための1番の効果的な方法は「転職活動をしておき、別の選択肢を持っておくこと」です。

一つの会社に依存しているのは危険な状態です。

人事異動の有無に関わらず、リスク回避、そして、可能性を広げるために転職活動をしていきましょう。

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