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Carrer up(転職)

仕事を辞める決断ができない。決断のタイミングと決断前後の留意点!

  • 会社を辞める決断がなかなかできない。
  • 決断すべき理由やタイミングを知りたい。
  • 決断前と後に確認すべきポイントは?

転職は人生において大きなことであるため、簡単に決断できるものではありません。

ただし、いつまでもこのような気持ちでいると、いつになっても決断できずに、ずるずると会社を辞められないままです。

今回は「仕事を辞める決断ができない。決断のタイミングと決断前後の留意点」を紹介します。

本記事を読めば、決断すべき判断基準や決断前後に押さえておきたいポイントも知ることができ、仕事を辞める決断をより具体的に進めることができるようになります。

仕事を辞める決断ができなくて困っている方はたくさんいる

会社を辞めたいと思っているにもかかわらず、仕事を辞める決断ができない方はたくさんいます。

なぜなら、人は環境が大きく変わることに恐怖心や面倒くささを感じるからです。

そして、忙しい毎日を過ごしていると、会社を辞めるという決断がどんどん先延ばしになっていきます。

気がついたら、5年も10年も会社を辞める決断ができなかったという人も珍しくありません。

結果として、多くの方が会社を辞める決断をしなかったことを後悔しているのです。

時間は戻らないもの。

「あの時に会社を辞める決断をしていれば、違う人生を。。。」とならないように、一歩踏み込んで、会社を辞めるかどうかの決断をすることが大切ですよ。

会社を辞めたいと思う理由・きっかけ

会社を辞めたいと思う理由・きっかけを見ていきましょう!

会社を辞める決断をする上で、辞めたいと感じる理由やきっかけを整理することは大事。

すぐに会社を辞める決断をしたほうが良い場合もあれば、そうでない場合もあります。

代表的な理由やきっかけは以下の7個です。

  1. 労働環境が悪く、疲れ切っている
  2. 給料が低く、待遇に不満がある
  3. 人間関係に問題があり、毎日がストレス
  4. 社風が合わない・仕事が合わない
  5. 忙しくて思うように自分の時間が取れない
  6. キャリアアップや成長につながらない
  7. 仕事にやりがいを感じられない

エン転職の調査を見てみると、年代別に辞めたいと感じる理由やきっかけが変わっていることが分かります。

他の世代と比べて多くの方が辞めたいと感じる理由としては、20代では労働環境や待遇面、30代では会社の将来性や自分の成長、40代では人間関係や評価制度などです。

出典:エン転職

なお、会社を辞めたいと感じる理由の1位と2位は、どの世代においても「やりがい」「給与」となっていますね。

会社を辞める決断をする前に確認しておくべきポイント

会社を辞める決断をする前に確認しておくべきポイントを見ていきましょう!

ポイントは以下の3つのポイントとなります。

  1. 会社を辞めたい理由を洗い出す
  2. 会社を辞めずに対応できるかどうかを考える
  3. 仕事と距離をおき、冷静になる

①会社を辞めたい理由を洗い出す

会社を辞める決断がなかなかできないという方は、会社を辞める理由を洗い出していきましょう。

「なんとなく嫌だから辞めようかな」では、いつまでたっても決断することは難しいです。

辞めたいと感じる理由をできるだけ具体的に書き出してみることが大事。

自分で言語化することで、辞めたい理由が明確になります。

辞めたい理由を洗い出すことができれば、辞めるかどうかの決断に役立つだけでなく、将来のキャリアや転職候補を考えるときにも役立つ情報となりますよ。

②会社を辞めずに対応できるかどうかを考える

次のステップは、「会社を辞めずに対応できるかどうかを考える」です。

会社を辞めたいと思う理由やきっかけによっては、会社を辞めずに対応できる場合もあります。

転職をしたほうが良い場合

先程紹介した辞めたい理由のうち、以下の4つは「転職をしたほうが良い場合」に該当します。

  • 労働環境が悪く、疲れ切っている
  • 給料が低く、待遇に不満がある
  • 社風が合わない・仕事が合わない
  • 忙しくて思うように自分の時間が取れない(人手不足)

会社を変えないとどうしようもない場合です。

悩んでいたり、我慢していても、変化は期待できないことですので、会社を辞めるという決断をする必要があります。

会社を辞めずに対応できる場合

先程紹介した辞めたい理由のうち、以下の4つは「会社を辞めずに対応できる可能性がある場合」です。

  • 人間関係に問題があり、毎日がストレス
  • キャリアアップや成長につながらない
  • 仕事にやりがいを感じられない
  • 忙しくて思うように自分の時間が取れない(繁忙期・業務量の問題)

対応方法としては「部署異動」「業務量の調整」となります。

部署異動が上手く行かなかったとしても、あなたの不満が会社に伝わりますので、だめもとでも相談してみることは効果的。

また、「上司や自分の部署異動のタイミングが近い」など、時間が解決してくれるケースも頭に入れておきましょう。

③仕事と距離をおき、冷静になる

仕事をしながら、忙しい中で会社を辞める決断をすることは容易なことではありません。

大きな決断は脳に負担となるため、疲れている状態では決断を先延ばしにしてしまうもの。

また、仕事が忙しい状況であればあるほど、洗脳のような形で仕事を辞めることが難しい状況となってしまうのも事実です。

このような状態も、会社を辞める決断を先延ばしにする原因となります。

ですので、一度、休暇をとったり、業務量を意図的に減らすなどして、仕事と距離を置き、冷静になってみることが大事です。

自分だけで考えずに転職エージェントなどの第三者に相談することも、冷静になる有効な方法となりますよ。

仕事を辞める決断をするベストタイミングとは?

一般的に言われている「仕事を辞める決断をするベストなタイミング」を見ていきましょう!

会社の状況や個人の状況により、ベストなタイミングは異なりますので、参考程度となります。

①ストレスや疲労が溜まりすぎている時

仕事でのストレスや疲労により、体や心に異変が生じている場合には、すぐに会社を辞める決断をし、転職活動をスタートさせることが大事です。

「もう少し頑張ろう」「今だと周りに迷惑がかかるから」など考えていると、体や心がボロボロになってしまう可能性があります。

我慢するのではなく、手遅れとなる前の行動が大事ですよ。

②賞与が確定した後

退職が決定している人の賞与額が減額されることがあります。

事前に賞与額が決まっていない場合には、賞与額が確定した後で辞める旨を伝えましょう。

③転職がしやすい時期

求人が多く、転職しやすい時期を狙うのもベストなタイミングといえます。

一般的に求人が多い時期は以下のとおりです。

  • 3月と9月
  • GW明けから7月まで
  • 求人は少ないがライバルも少ない11月

4月・10月入社に向けて、3月・9月は求人が多い時期です。

また、4月入社で思うように人を確保できなかった会社などが、GW明けから求人を出してきます。

求人は多くはないですが、ライバルが少ないと言われている11月も狙い目です。

④研修などのベネフィットを受けた後

研修などのベネフィットを受けた後に辞めるのもベストなタイミング。

入社して5年くらいまでは研修が充実している会社もあります。

僕の友人は、5年目までは、毎年英語学校に通うことができ、5年目に短期海外留学にいけるという研修プログラムがありました。

英語だけではなく、資格取得手当など、会社からのベネフィットを一通り受けた後に辞めるというのもベストなタイミングといえますね。

会社を辞める決断をしたら押さえておくべきポイント

会社を辞める決断をした後に押さえておくべきポイントを見ていきましょう!

ポイントは5個となります。

①会社の人に安易に相談しないほうがよい

会社を辞める決断をした時には、本当に信頼できる方がいる場合を除き、会社の人に安易に相談しないほうが良いです。

相談をしてしまうと、相談しない場合に比べ、明らかに辞めにくい状況ができあがりますよ。

  • 飲みに連れて行かれて辞めることを止められる
  • 辞めてもらっては困ると止められる
  • 守れるはずのない口約束で止められる

止めてくれる人がいることは嬉しいことですが、その人はあなたの人生に責任をもつことはありません。

「来年には昇進させるから」「数年後には会社は良くなっているから」など、守れるはずのないことを口約束して、辞めることを止めてきます。

相談したがゆえに辞められなくなった方は多いですので、相談するかどうかは慎重に判断しましょう。

②円満退職を目指す

世間は狭く、今後、今の職場の方とどのような関わりがあるのかは誰にも分かりません。

会社を辞めるということは色々な不満はあると思いますが、できるだけ円満退職を目指しましょう。

  • 退職理由は本音を言わない
  • 会社の悪口を言わない
  • 引き継ぎをしっかりとやる

退職の理由は「やりたいことが他にある」「違うことに挑戦してみたい」「違う環境で頑張りたい」など、当たり障りのない理由を伝えれば問題なしです。

「会社の悪口を言わない」「退職が決まった後こそ手を抜かずに引継ぎをしっかりと行う」の2つも重要なポイントとなります。

③退職を伝えるタイミングは一般的には1ヶ月前、民法上は2週間前

「今すぐにでも会社を辞めたい」などにより、円満退社を諦め、すぐに辞めるという選択肢をとる方もいるでしょう。

また、辞める旨を伝えているにもかかわらず、社内手続きが進まずに辞められないと悩んでいる方もいるはずです。

退職を伝えるタイミングは、民法上で2週間前に伝えれば大丈夫と規定されており、就業規則よりも民法が優先適用されます。

従って、法律上は退職届を提出した2週間後には退職が可能です。

④自己都合・会社都合

「自己都合の退職」と「会社都合の退職」の違いも押さえておきましょう。

失業保険をもらえる時期や金額などが異なります。

  • 自己都合・・・自分の都合で会社を辞める(一般的な退職)
  • 会社都合・・・倒産・解雇・ハラスメントなど会側も問題で辞める

転職先が決まらない状態で退職した場合、失業保険の面では会社都合のほうが有利となります。

ただし、倒産や解雇以外の会社都合の場合には「転職時に影響が出る」などのデメリットもありますので、違いを把握しておきましょう。

⑤会社を辞める前に転職活動を始める

会社を辞める決断をしたら、すぐに転職活動を始めることも大事です。

次の会社が決まらないかもという不安を抱えたままでは、転職を実行に移すことが難しくなってしまいます。

転職活動を始めれば「会社を辞めることへの不安」を減らしていくことが可能。

  • 転職先が見つからないという不安
  • 現状よりも悪くなるという不安

上記以外にも、新しい職場で通用しないかもという不安など、さまざまな不安があるのではないでしょうか?

転職活動を始めないでいると、これらの不安は解消されないまま。

より具体的な不安や不安の解消法については『【転職が怖くて動けない方へ】脱現状のために怖い理由と解決法を知ろう!』で紹介していますので、参考にしてみてください。

なかなか決断できない場合には転職エージェントに相談しよう

今回は「仕事を辞める決断ができない方に向けて、決断のタイミングと決断前後の留意点」をお伝えしました。

仕事を辞める決断は簡単にはできないもの。

決断ができないまま時間が経ってしまい後悔している人はたくんさいます。

今回紹介したポイントを押さえてながら、一歩踏み込んで会社を辞める決断を検討してみることが大事です。

それでも決断することが難しいという場合には、転職エージェントに相談することも効果的。

求人を紹介してくれるだけでなく、第三者目線の冷静なアドバイスをくれます。

無料で利用できるものですので、会社を辞める決断ができなくて困っている方は相談してみましょう!

より客観的な意見やアドバイスをもらうためには、2個以上のエージェントを利用することがポイント。

その他、エージェント選び・活用方法についての情報は以下の記事をご覧ください。

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