- 社会人になってから働くことしかしていない。
- 働くために生きている気がする。
- 65歳までこんな生活が続くの?
今回は、このような疑問や悩みをお持ちの方に向けた記事となります。
社会人になってから、働くために生きているのではないか?と感じている方は多いのではないでしょうか?
忙しい毎日、ストレスを感じる職場、時間に縛られる毎日などが当たり前になってくると、「働くために生きる」を受け入れるしかないという感覚になってきます。
社会人なんだから、ある程度の我慢は必要かもしれませんが、本当に40年間、50年間も「働くために生きる」ことが正しいのでしょうか?
今回は、「働くために生きるのではなく、生きるために働こう」というテーマについて記載します。
本記事を読めば、多くの方が働くために生きる状態に陥ってしまう原因、そこから抜け出す方法を知ることができます。
目次
働くために生きると後悔する
結論として、働くために生きると後悔します。
目的もを持って「働くために生きる」を選択していれば問題ないですが、疑問もなく「働くために生きる」を選択している方は要注意です。
「The Top Five Regrets of The Dying」という本をご存知でしょうか?
この本では、死ぬ時に後悔する5つのことが挙げられています。
- 自分に正直な人生を生きればよかった
- 働きすぎなければよかった
- 思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
- 友人と連絡を取り続ければよかった
- 幸せをあきらめなければよかった
「働きすぎなければよかった」と後悔している人はとても多いのです。
働きすぎが原因となり、後悔していると考えられる項目が他にもいくつかありますね。
「働くために生きる」という生活をしていると、死ぬ時に後悔してしまうのです。
働くために生きる人の特徴
働くために生きる人の特徴を見ていきましょう。
主な特徴は以下のとおりです。
- 仕事が何よりも第一優先
- 仕事がないと自分のアイデンティティを保てない
- 仕事以外にやりたいことがない
- 仕事以外に大切な人間関係がない
- 長時間働くことが美徳
- 家に居場所がなく、なかなか帰りたがらない
- 長期休みを取ることに否定的
一つでも当てはまっている場合には「働くために生きる」状態になっているかもしれません。
そして、何よりも気をつけなければいけない点は、上記のような意識はなくても、知らずのうちに「働くために生きる」という状況に陥ってしまっている方が多いということです。
ここ数年の働き方改革により、働き方が改善されつつありますが、日本人の働き方は「働くために生きる」が染み付いています。
僕の実体験としても、海外から日本に出向にくる同僚などと話していると、日本人は「Work to Live」ではなく、「Live to Work」に見えるという話を良くされます。
「生きるために働く」のではなく、「働くために生きる」ように見えるということです。
知らずのうちに「働くために生きる」状態に陥っている人はたくさんいる
「働くために生きる」という意識は全く無くても、知らずのうちに「働くために生きる」状態に陥っている人はたくさんいます。
なぜなら、「働くために生きる」という考えの上司が多いから。
昭和生まれの方は、「働くために生きる」の特徴に当てはまる方が物凄く多いです。
多くの会社では上司のほとんどが昭和生まれのため、多くの上司が「働くために生きる」の特徴に当てはまることになります。
結果として、以下のような働き方をしてしまっている方がたくさんいるのです。
- 労働時間が長い
- 自由に休みを取ることができない
- 休日も仕事を考えてしまう
- 完璧主義になっている
- 常に職場で緊張している
上記に当てはまる場合には、「働くために生きる」という状況に陥っている可能性がありますよ。
①労働時間が長い
1日の大半を奪われてしまう労働時間。そんな労働時間が長いという方は「「働くために生きる」状態かもしれません。
- 通勤時間が長く、ストレス
- たくさん残業しなければならない
- サービス残業が多い
上記は一例ですが、これらが当たり前と感じている方は要注意ですよ。
②自由に休みを取ることができない
有給を消化していない方は「働くために生きる」状態かもしれません。
- 有給取らない自慢の上司がいる
- 有給を取ると、穴埋めが大変だったとアピールする上司がいる
- まとまった有給がとれない
上記は一例ですが、これらが普通と思う方は要注意ですよ。
③休日も仕事のことを考えてしまう
休日も仕事のことを考えてしまう方は「働くために生きる」状態かもしれません。
せっかくの休日なのに、仕事のことが頭から離れないので、全然リラックスできない泣
— つるじろう (@tsurujiro_drago) January 23, 2021
④完璧主義になっている
仕事に対して完璧主義になっている方も「働くために生きる」状態かもしれません。
- クライアントからの要求であれば、夜中や休日でも対応すべきだ。
- 数時間で終わる仕事をせずに、定時に帰社する部下が理解できない。
- 仕事は常に全力、ミスはだめ。
仕事に熱心になることは素晴らしいことですが、やりすぎになっている場合には注意が必要ですよ。
⑤常に職場で緊張している
常に職場で緊張している場合も「働くために生きる」状態かもしれません。
職場にいると常に緊張状態になるのやめたいな
— Arataン5辞典 (@AratanGINGA) March 8, 2021
平日の多くの時間を緊張しながら過ごさなければいけない状況は、普通の状態ではありません。
「生きるために働く」に変えていこう
目的もなく「働くために生きる」を選択していると後悔すること、そして、知らずのうちに「働くために生きる」という状態に陥っている人はたくさんいることを見てきました。
後悔しないためには、「働くために生きる」ではなく、「生きるために働く」へ変えていく事が大事です。
「生きるために働く」へ変えていくためのポイントは、以下の2つ。
- 仕事をやりすぎない
- 完璧主義を捨てる
①仕事をやりすぎない
「生きるために働く」へ変えていくためのポイント1つ目は「仕事をやりすぎない」となります。
そのままですが、生きるために働くのです。
「決められた時間の中で仕事をする」「しっかりと休みを取る」「仕事第一主義の考えを捨てる」など、仕事をやりすぎないように意識していきましょう!
②完璧主義を捨てる
「生きるために働く」へ変えていくためのポイント2つ目は「完璧主義を捨てる」となります。
働くことは目的ではなく、生きるための手段です。
「ある程度適当に取り組む」「緊張せずに働く」「リーズナブルな選択をする」など、完璧にこだわることは辞めましょう!
難しい場合には転職をして環境を変えよう
「生きるために働く」へ変えていくためのポイントを強く意識したとしても、上司や職場環境が変わらない限り「働くために生きる」から抜け出すことは簡単なことではありません。
そんな場合には「転職をして環境を変える」ことも検討してみましょう!
知らずのうちに「働くために生きる」という状態に陥っている方にとっては、「転職をして環境を変える」はもっとも有効な手段の一つ。
「働くために生きる」が染み付いている上司や会社から抜け出しましょう。
「大手企業」はコンプライアンス対応に敏感なため、働き方改革を進めている会社が多いです。
「ベンチャー企業」であれば、若い経営者が多いため、古臭い考えを持っている上司は少ないでしょう。
また、「外資系企業」であれば、日系企業と異なり、「働くために生きる」が染みついていない会社が多くあります。
上記以外の会社であっても、環境が良い職場はたくさんありますので、「生きるために働く」という目線で新しい職場を探してみましょう!
その他の考え方としては、「年収を上げる」「やりたいことを仕事にする」という考え方がもありです。
やることは変わらずに、年収を上げてしまえば、今まで以上に余裕が生まれるため、「働くために生きる」から少し抜け出すことが可能。
やりたいことを仕事にしてしまえば、目的もなく「働くために生きる」という状態からは抜け出せますよ。
年収を上げる転職をしたい、やりたいことを仕事にしたい場合には、より多くの情報を集め、選択肢をできるだけ広げながら、転職活動を行うことがポイント。
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後悔しないために、働くために生きるのではなく、生きるために働こう!
今回は、「働くために生きるのではなく、生きるために働こう」について紹介しました。
多くの日本人の方が、知らずのうちに「働くために生きる」になりがちです。
社会人になってから働くために生きていると感じている方、そして、今回紹介した特徴に当てはまる方は要注意。
目的もなく、なんとなく「働くために生きている」という状況の方は、死ぬ瞬間に後悔することになりますよ。
今はいろいろな選択をできる時代。
社会人なんだだから、「働くために生きる」は当たり前ではありません。
「生きるために働く」へ変えていきましょう!