- 社会人2年目だけど仕事が辛くなっていく。
- 新入社員の時と扱われ方が違くて大変。
- 2年目なのに仕事がうまくできてない気がする。
今回は、このような悩みをお持ちの方に向けた記事となります。
社会人2年目となり、仕事が辛く感じてきたという方は多いのではないでしょうか?
2年目となると、新入社員時代とは扱われ方が大きく変わり、戸惑ってしまう方も少なくありません。
僕自身の経験としても、社会人2年目はかなり大変な時期の一つと言えます。
社会人2年目で辛いと感じ始めている方が頭にいれておくべき点としては、社会人2年目は大事な転換期であるということ。
仕事が上手くいかずに辛いという状態のまま、ズルズルといってしまうことは回避すべきです。
今回は、「社会人2年目で仕事が辛いという方に向けて、2年目に辛いと感じる理由と打開策」をお伝えします。
本記事を読むことにより、2年目の仕事の取り組み方のポイント、転換期で考えておくべき選択肢など、辛くない3年目を迎えるためのヒントも知ることができます。
目次
社会人2年目で仕事が辛いと感じる理由

社会人2年目で仕事が辛いと感じる理由を見ていきましょう。
代表的な理由は、以下のとおりです。
- もう新人ではない。お客様対応は終了
- 仕事ができるようになる気がしない
- 後輩ができることによるプレッシャー
- 人間関係ができてくる
- 周りとの差がつき始める
- 仕事の現実が見えてくる
①もう新人ではない。お客様対応は終了
社会人2年目で仕事が辛いと感じる理由の1つ目は「もう新人ではない。お客様対応は終了」です。
何も分からなくても当たり前、仕事ができなくても当たり前は、社会人1年目までとなります。
- 仕事量が増える
- 分からない、できないが当然ではなくなる
- 責任感ある仕事を任される
- 言い訳や甘えは許されない
- 仕事ができる下っ端となる
上記のように、社会人1年目と2年目では扱われ方が大きく異なり、2年目以降はお客様対応は終了します。
仕事ができる下っ端となり、果たすべき役割、求められる仕事の難易度が上がるのです。
このような1年目と2年目のギャップに戸惑ってしまう方は少なくありませんね。
②仕事ができるようになる気がしない
社会人2年目で仕事が辛いと感じる理由の2つ目は「仕事ができるようになる気がしない」です。
2年目になれば仕事も上手く行くだろうと思っていたにもかかわらず、仕事が上手くできる気がしないという方は少なくありません。
後輩に対しては2年目か…そろそろ基礎的なところは安定してもらって、基礎的な仕事をもう一つ覚えてほしいと思っている所・・・。なかなかうまくいかないな・・・
— しゃむ (@syamm022) January 30, 2021
「2年目なのに何できないの」と言われると、自分を否定されている感じで辛くなります。
戦力になるどころか、足手まといになっているという現実が辛いですよね。
③後輩ができることによるプレッシャー
社会人2年目で仕事が辛いと感じる理由の3つ目は「後輩ができることによるプレッシャー」です。
後輩ができて嬉しいという方もいますが、プレッシャーに感じる方もいるのではないでしょうか?
もうすぐ2年目になるとか考えたくない
— ぽんこつナースはもうすぐ2年生 (@yRB8MeKH8Zd9RRM) February 27, 2021
プレッシャー半端なくない!?!?
後輩に教えられることなんてないぞ!?!?
責任感が強い方、後輩に見下されたくない方などにありがちですが、後輩を意識しすぎてしまうと仕事が辛くなるものです。
「このままだと後輩に追い抜かれるぞ」という言葉でプレッシャーをかけてくる先輩もいたりと、2年目は変なプレッシャーを感じやすい時期ともいえます。
④人間関係ができてくる
理由の4つ目は「人間関係ができてくる」です。
社会人1年目の方に対しては、ほとんどの方が優しく接してくれます。
- 色々な人の本性が見えてくる
- 自分のキャラも確立されてくる
- 面倒くさいと感じる人、上手く行かないと感じる人が出てくる
社会人1年目は、右も左もわからないため、人間関係で疲れることはあっても、悩むということは少ないと思います。
2年目になると、相手の本性が分かるようになってきます。
2年目以降は、馬が合わないと感じている人、一緒に働きたくないと感じている人とも人間関係を築かなければいけないのです。
⑤周りとの差がつき始める
理由の4つ目は「周りとの差がつき始める」です。
最初は横並びでスタートしたものの、1年経過すると、周りと差がついてきます。
- 評判が良い同期
- 先輩に気に入られている同期
- 違う会社に入社した友人の状況
2年目の方にとって、同期との差を感じるのは辛いこと。
また、会社が違う友人との差も感じ始めて、辛いという方も多いのではないでしょうか。
⑥仕事の現実が見えてくる
理由の6つ目は「仕事の現実が見えてくる」です。
2年目になると、社会人になる前には分からなかった「仕事・社会人・会社」の実態がなんとなく分かってきます。
- 今の仕事に向いてないかも
- 今の仕事がつまらない
- このまま会社にいても仕方がないかも
実際に働くということを経験することにより、1年目には見えてこなかった現実が見えてきくるのです。
希望に満ちていた入社前とは違い、暗い現実が見えてきて、社会人2年目が辛く感じる方が多いのではないでしょうか。
社会人2年目で仕事が辛いと感じる時の打開策

社会人2年目で仕事が辛いと感じる時の打開策を見ていきましょう!
具体的な打開策は、以下の5個です。
- まだ2年目!と気持ちを切り替える
- 仕事ができないから抜け出すために仕事のやり方を変える
- 人間関係の構築も一つの仕事と考える
- 2年目の社内での差は誤差。社外との差を真剣に考える
- 引っかかるものがあれば、一度、立ち止まろう
①まだ2年目!と気持ちを切り替える
社会人2年目で仕事が辛いと感じる時の打開策は「まだ2年目!と気持ちを切り替える」です。
2年目になったからといって、すべての仕事を上手くできるようになるわけではありません。
仕事が完璧にできなくても大丈夫!
周りにいる先輩、上司がすごく見えるかもしれませんが、それもそのはず。そのような方は5年、10年、20年以上の経験があるのです。
「2年目なのにこんなこともできないの」と指摘されると自分はだめなんだと思ってしまいますが、数年後に振り返ってみれば、20年も働いているのにそんな指摘しかできないの?ということも多いはずです。
まだ2年目なので、できないことがたくさんあって当然ですよ。
②仕事ができないから抜け出すために仕事のやり方を変える
社会人2年目で仕事が辛いと感じる時の打開策の2つ目は「仕事ができないから抜け出すために仕事のやり方を変える」です。
仕事を回せるように少しずつ、改善していきましょう。
- できる先輩の仕事の進め方を真似をしてみる
- 考える癖をつけて質問の精度を上げていく
- 仕事のやり方を変える
できる先輩の仕事の進め方の真似をして、取り入れたほうが良いと思うことは取り入れてみましょう。
何事もできる人を手本にすることは大事ですよ。
また、考える癖をつけて、質問の精度を上げていくことも大事。
「分からないんですけど。。」ではなく、「こう思うのですが、こう進めて良いでしょうか?」と質問するようにしましょう。
3つ目のポイントとしては、仕事ができない新人の特徴を潰していくこと。
できない新人の特徴と改善策は「仕事ができない新人の10個の特徴。できる新人が実践していること」にて紹介していますので、ご覧ください。
③人間関係の構築も一つの仕事と考える
打開策の3つ目は「人間関係の構築も一つの仕事と考える」です。
2年目から人間関係の悩み始める方はたくさんいます。
- 全員に好かれる必要はない
- できる人や権力がある人に嫌われないようにする
- 助けてくれそうな人を見極める
上記3つのポイントを押さえ、人間関係も仕事の一つであることを頭の隅においておきましょう。
④2年目の社内での差は誤差。社外との差を真剣に考える
打開策の4つ目は「2年目の社内での差は誤差。社外との差を真剣に考える」です。
2年目になると同期の中で評価される人がでてきたり、先輩に好かれている人がでてきて焦ってしまうのではないでしょうか?
社内での2年目の差は誤差。焦る必要はありませんよ。
「2年目に評判が良い人と悪い人が5年目に逆転している」なんてことは当たり前にある話です。
気になってしまうかもしれませんが、長い目で見ると、誤差でしかないことを頭に入れておきましょう。
気にすべきは、社内での差よりも社外での差。
お互い自慢話になることも多々ありますが、他の会社の「キャリアアップ」については耳を傾けておいて損はなしです。
給料が上げるかどうかは会社次第。
今後の可能性を広げるために、他の会社との差は把握しておくことが大切ですよ。
⑤引っかかるものがあれば、一度、立ち止まろう
打開策の5つ目は「引っかかるものがあれば、一度、立ち止まろう」です。
2年目になると、入社前には見えてこなかった様々な現実が見えてきます。
- 今の仕事が本当にやりたいことなのか?
- 今の仕事は向いてるのか?
- このまま会社にいて満足できるのか?
「社会人」「仕事」「会社」などについて、入社前よりも良いイメージを持っているという方は少ないのではないでしょうか?
1年働いてみて、引っかかるものがある場合には、一度、立ち止まって考えてみることが大切です。
違和感から目を背けるのは、問題を先送りにしているだけ。
立ち止まって考え、「社会人2年目が辛い」を打開していきましょう。
社会人2年目は大事な転換期

社会人2年目は仕事で辛いと感じやすい時期です。
また、第二新卒での転職というカードを持っているため、大事な転換期ともいえます。
第二新卒での転職は企業からの需要が高いため、大きな負担なく、キャリアの方向性を修正することが可能。
新卒入社で会社・業界選びに失敗してしまったと感じている方は、第二新卒での転職も意識することが大事です。
社会人2年目で転職を検討すべき場合、しなくても良い場合

社会人2年目は大事な転換期です。
実際に、どのような場合に社会人2年目で転職を検討すべきなのかを見ていきましょう!
今の会社に残っても良い場合
今の会社に残っても良いと判断できる場合を見ていきましょう!
- 良い同期や上司がいる
- 学べることがたくさんある
- キャリアアップが見込める
上記は一例ですが、会社がものすごく嫌という方を除いては、2年目で辛いと感じていたとしても、今の会社に残っても良い場合です。
「良い同期、上司」「学ぶことがたくさんある」など、しっかりと仕事に向き合えば、成長していける環境は整っています。
数年間かけて成長できるのであれば、その後に転職をするかどうかを判断しても遅くないため、第二新卒にこだわる必要性は薄いといえるでしょう。
ただし、将来の転職に備えて、また、辛い3年目を過ごさないためにも「本当にやりたいこと」「今の会社にいたと仮定した場合の市場価値」を考える癖をつけておくことは大事ですよ。
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転職を検討したほうが良い場合
転職を検討したほうが良い場合を見ていきましょう!
- ブラック企業
- やりたいことではない、興味が持てない
- キャリアアップが見込めない
社会人2年目で辛いと感じていて、上記に当てはまる場合には、転職を検討したほうが良いでしょう。
第二新卒のカードを有効に使うためには、手遅れにならないように早めに動き出すことが大切。
今は、昔のように、新卒で入社した会社で人生がある程度決まってしまうようなことはありません。
第二新卒という武器を使うことにより、大きな負担なく、キャリアをやり直すことができる素晴らしい時代ですよ。
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社会人2年目で辛いから抜け出そう

今回は、社会人2年目で仕事が辛いという方に向けて、2年目に辛いと感じる理由と打開策をお伝えしました。
社会人2年目は辛く感じるもの。
今回紹介した打開策を実行していけば、辛さを軽減できるはずです
また、大事な転換期であることも忘れずに、頭に入れておきましょう。
第二新卒での転職も視野に入れながら、社会人2年目を過ごし、辛い時期を乗り越えていきましょう!