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【就活】大学生就職企業人気ランキング上位の会社は大丈夫【将来】

大学生の就職人気ランキングで上位にいる会社の将来性が気になります。やはり人気ランキング上位の会社の将来は安泰なのでしょうか。それとも、あえて、このような会社は就職・転職の候補から外したほうが良いのでしょうか。

今回はこのような質問に回答いたします。

結論からいうと、就職人気ランキングの上位の会社が15年後も安泰かどうかは誰にもわかりません。

本記事の内容

  • 2018年〜2020年卒大学生就職人気ランキングから、最近の時代の流れをみてみる
  • 2020年卒1番人気企業の今後が大丈夫かどうかをみてみる
  • 15年後のことは誰も想像できない理由
  • 就活生・転職希望社はどうすればよいのか

【就活】大学生就職企業人気ランキング上位の会社は大丈夫【将来】

マイナビが実施した2020年3月に大学を卒業する予定の方達を対象にした大学生就職企業人気ランキングが発表されました。

このような就職人気ランキングは時代を反映しているとも言われることがあるように世の中の動きを把握することができます。

アンケートの対象者は「文系男子13,273人、文系女子19,760人、理系男子8,775人、理系女子6,131人」です。

今回は文系の大学生就職企業人気ランキングについて見ていきたいと思います。

2020年卒大学生就職企業人気ランキング(文系)

文系総合(男子女子)のランキングは以下の通りとなります。

文系総合ランキング(上位10位)

順位企業名得票前年順位
1 JTBグループ1,3364
2全日本空輸(ANA)1,3131
3東京海上日動火災保険1,3063
4ソニー1,3027
5 日本航空(JAL)1,2382
6味の素77534
7伊藤忠商事7499
8コナミグループ72562
9ソニーミュージックグループ72320
10アサヒビール70416

出典:マイナビのHP

文系の大学生就職企業人気ランキングの1位はJTBです。JTBは3年ぶりの1位であり、常に就職企業人気ランキングの上位にいる企業ですね。

そして、上位5社のうち2社が航空会社です。旅行会社と航空会社が人気ですね。

就活生の方にとって仕事内容がイメージしやすく、好きなことを仕事にしたいと考えた時に旅行などが頭に浮かびやすいということが理由のようです。

この上位10位の会社をみてみると、過去には人気ランキング10位以内の常連であったある業種がいないことに気づきます。

さらに過去2年分を見てみたいと思います。

2018、2019年卒大学生就職企業人気ランキング(文系)2019年卒

2019年卒、2018年卒の就職人気ランキングをみてみましょう。

ここ最近のトレンドを見ることが出来ます。

2019年卒

順位企業名得票前年順位
1全日本空輸(ANA)1,2191
2日本航空(JAL)1,1833
3東京海上日動火災保険1,0065
4JTBグループ1,0042
5オリエンタルランド80412
6エイチ・アイ・エス(H.I.S.)8007
7ソニー77538
8損害保険ジャパン日本興亜7549
9伊藤忠商事66110
10資生堂63211

出典:マイナビのHP

2018年卒

順位企業名得票前年順位
1全日本空輸(ANA)1,3312
2JTBグループ 1,2941
3日本航空(JAL)1,2814
4三菱東京UFJ銀行1,0195
5東京海上日動火災保険9856
6三井住友銀行9357
7エイチ・アイ・エス(H.I.S.)9153
8みずほフィナンシャルグループ89910
9損害保険ジャパン日本興亜80211
10伊藤忠商事77822

出典:マイナビのHP

2018年卒を最後に上位10位にランクインしていない業種

時代を反映しているとも言われる就職人気ランキングですが、まさにその通り、過去においては安泰企業の象徴であった業種が2018年卒を最後に10位内にランクインしなくなりました。

それは銀行です。

2018年卒では上位トップ10のうち3つも入っていたメガバンクが2019年卒から姿を消しています。

ちなみに2020年卒のランキングでは「三菱UFJ銀行が16位・三井住友銀行が23位・みずほフィナンシャルグループが47位」です。

金融緩和による銀行の収益性の低下、ネットバンキングやキャッシュレスの流れ、テクノロジーの進化など様々な要因により、人員削減政策をしている影響と銀行=安泰というイメージの崩壊がもたらした結果となり、時代の流れを感じますね。

ちなみにメガバンク3社の2020年卒採用予定人数はピーク時の1/3程度、2019年卒からは2割程度減るといわれています。

このように大きく状況が変化しやすい環境下で、2020年卒の就活人気ランキング上位の会社の今後は大丈夫と言えるのでしょうか。

2020年卒の上位ランキング企業は大丈夫?

2020年卒の上位ランキング企業はこれからの時代において大丈夫でしょうか?

安泰であれば就活生・転職希望者はそこへの就職を目指すこと、就活生以外はこれらの企業に注目し、投資をしていくことが考えられますね。

例えば、第一位のJTBはどうでしょう。詳しい分析はしていないので、あくまで参考程度となりますが、以下のような不安要素が挙げられます。

  • リーマン・ショック後の2010年に赤字を出して以来9年ぶりの赤字
  • 赤字幅は過去最大
  • グーグル・トラベル

赤字の主な理由は海外子会社の不振による減損であり、この損失は経営改革を進める上で避けられなかったものであるとのことです。

グーグル・トラベルに関しては、グーグルが旅行事業に本格的に参入し、「旅行プランニングをもっとシンプルにすること、一番欲しい情報にすぐにアクセスできること」を目指すというニュースがありました。

多くのユーザーが常に利用しているグーグルが本気で旅行事業に参入してきたら、旅行業界の勢力図に大きな変更が起こる可能性がありますね。

このように、人気No.1企業ひとつをみてみても、将来が安泰であるといえる理由よりも、将来は危ないといえる理由のほうが沢山あります。

上位ランキングの企業を一つずつ分析し、これからも大丈夫な理由、ダメな理由を探し、それらを纏めることはできますが、結論から言うと、そんな数字遊び、理論遊びをしても意味なしです。

上位ランキングを分析しても意味がない理由

就職先という観点から将来が安泰と判断するには最低でも15年先にその企業が安泰かどうかが分からなければなりませんが、15年先のことを予想するのはとても難しく、分析をしてもまったく意味がないです。

15年先のことは誰も分からない理由の代表的なものとして以下があります。

  • 終身雇用崩壊
  • テクノロジーの進化
  • グローバル化

今、安泰だからといって15年後に安泰とは限らない

15年後にどのような世界となっているかを予想し、的中させることはとても難しいです。

例えば、今、日本でトップ10に入る企業の半分が倒産、または、外資に買収されていても不思議ではありません。

その企業に勤めている社員の方であっても、15年後に自分の会社がどうなっているのかを想像すら出来ない方がほとんどだと思います。

終身雇用崩壊

終身雇用制度が崩壊し始めている中、一つの企業に勤め上げるという働き方は少なくなってきています

たとえその企業の将来が安泰であっても、終身雇用生制度が崩壊していくと自分自身は安泰とはいえない未来が待っています。

テクノロジーの進化

恐ろしいほど早いスピードで進んでいくテクノロジーの進化により、15年後には多くの仕事が不要になったり、無名の企業が今のGAFAのような世界的大企業になっているかもしれません。

また、例えば、自動運転が主流になったときにはトヨタなどの自動車会社ではなく、グーグルなどのテクノロジー会社が自動車産業のトップにいるかもしれませんね。

このように、これから起きるテクノロジーの進化はさまざまな分野に大きな変化をもたらすでしょう。

グローバル化

グローバル化に伴い、これからは世界のビジネスのトレンドに上手く乗る必要があります。

世界のビジネスのトレンドに乗れない会社は、グローバル化の波に飲まれていきます。

大企業であればあるほど、世界のトレンドに乗れなかった場合の傷が深くなるでしょう。

その結果、シャープのように日本の有名企業が海外の会社に買収されるケースもどんどん出てきそうですね。

15年後は誰にも分からない

このように、大きな変化が起きている現代においては、一企業の15年後の未来を予想することは不可能に近いです。

2020年卒大学生就職企業人気ランキングの1位の企業を見てみても、現時点で既に将来が安泰とは言い切れない現状があります。

このような状況で、就活生、転職希望者はどのように企業を選べばよいでしょうか?

結論としては、安泰なイメージが有る有名企業に固執するのではなく、「本当に自分がやってみたい仕事・経験したいこと・向いていることを優先的に考えて企業を選ぶこと」が大事です。

もちろん、安泰なイメージがある大企業で働くことも悪いことではありませんが、何も考えずに、安泰のイメージのある大企業に固執することは辞めたほうが良いと思います。

あなたが何をしたいのか、どんなことに向いているのかなど、自分と向き合い、よく考えることがとても大切です。

今の時代は、もし就活で失敗しても、第二新卒枠でもう一度挑戦できます。さらにいうと、転職活動により、誰でもいつでも再挑戦可能です。

安泰のイメージのある大企業に固執することはせず、広い視野をもって「あなたが何をしたいのか・どんなことに向いているのか」などを考え、企業選びをしてみてもいいのではないでしょうか。

「あなたが何をしたいのか」「何に向いているのか」が自分自身でも良く分からないという方は、以下の記事で「自己分析の方法・無料で受けられるおすすめの適職診断」を紹介していますので、参考にしてみてください。

「転職を検討している方・就活生の方」どちらもご活用いただけます!

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