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トヨタ管理職ボーナスカット【先を見据える力の重要性は見習うべき】

今回は、トヨタの管理職のボーナスがカットされるというニュースから、先を見据える力の重要性についてです。

トヨタ管理職ボーナスカット【先を見据える力の重要性は見習うべき】

トヨタの管理職の2019年夏のボーナスがカットされるということがニュースとなりました。

課長級以上の管理職に対するボーナスを役職に応じて平均で4~5%程度カットし、対象者である課長級以上は約9800人いるとのことです。

ここだけを見ると、儲かっていない企業や資金繰りが厳しい企業が行う単なるボーナスカットのように見えますが、実態はそうではありませんね。

トヨタの場合には、先を見据えたボーナスカットとなります。

トヨタの業績

まずは、トヨタの業績を見てみましょう。

2019年3月期(2018年4月1日〜2019年3月31日)のグループ会社を含めた連結決算は以下のとおりです。

  • 売上高・・・30兆2256億円(+2.9%)
  • 営業利益・・・2兆4675億円(+2.8%)
  • 海外での自動車販売数・・・675万1000台(+0.6%)
  • 日本での自動車販売台数・・・222万6000台(−1.3%)

とてもつもない売上高です。日本企業として初めて売上高30兆円超えを達成し、営業利益も2兆円を超えていますね。

言うまでもなく、日本が世界に誇る、そして最も安心できる企業の一つですね。

トヨタのボーナスのカットの理由

日本企業で初めて売上高30兆円を超えたトヨタが、何故、管理職の2019年夏のボーナスがカットするのでしょうか。

その理由は社内への危機感の共有です。

数字だけみると絶好調ともいえるトヨタが日本企業で初めて売上高30兆円を超えたタイミングで、このようなかなり強烈な方法により、社内への危機感を共有するというのは、普通の感覚からすると、驚きですね。

そして、トヨタは課長級以上の管理職に対するボーナスの4~5%程度カット以外にも、以下の方針、決定があります。

  • 社外を含めた取締役及び執行役員23人の2019年度の役員報酬を従来の見込み額から一律で10%下げる
  • 従業員の一時金は、夏季分として120万円(3.24か月分)→前年比9.7%減
  • 従業員の冬の一時金は、秋の労使協議会で決定する →1969年以降で、春闘でトヨタが年間の一時金(夏と冬の合計の一時金)を回答しなかったのは今回が初

社長は危機感を全面に出すも、

トヨタの社長が危機感を出しているのは今回が初めてではありません。

2017年11月末には、大掛かりな組織体制の変更を発表しています。

副社長、専務、常務について、14人が外れ、21人が新たに役職に就くというものでした。

この時に及びその後に社長は以下のようなコメントをしています。

  • 自動車業界は100年に一度の大変革の時代へ
  • 勝つか負けるかではなく、『生きるか死ぬか』という瀬戸際の戦いが始まっている
  • トヨタが死ぬのは、社内に大丈夫という意識がまん延した時だ

大掛かりな組織変更を行い、このようなコメントともに危機感を全面に出したにも関わらず、役員、管理職、従業員には、ここまでの危機感は共有されなかったため、今回のボーナスカットによる危機感の共有を断行したという感じです。

確かに、トヨタに全く関係ない人でもトヨタが潰れるなんて有り得ないと思いますので、トヨタの従業員の方たちは、トヨタの業績を見ても危機感を持つことは難しいでしょうね。

先を見据えて、対策を打つ

トヨタが業績は絶好調であること、そして、そんな中でも先を見据えて、かなりの危機感を持っていることが分かったと思います。

では、何故、このような危機感を持っているのでしょうか。

それは、様々な理由がありますが、世の中に大きな変化が起きているからでしょう。その中でも、想像しやすいのは自動運転ですね。

自動運転は間違いなく、今後の自動車業界での生き残りに必要な技術となるでしょう。

自動運転の技術に関しては、自動車メーカーだけではなく、例えば、グーグル、マイクロソフトのような、巨大資金を持つIT企業も参入してきています。

これは、大げさに言うと、今までの常識が覆されるような、今までの当たり前が崩壊していくような出来事ですね。

そして、グーグルに関して言えば、2012年に世界で初めて自動運転のテストを公道で行っていますね。

このように、想像を超えるテクノロジーの進化、世の中の変化が生じている中で、現在の業績だけに満足するのではなく、先を見据えて、将来を考え、危ないと感じたら、ボーナスをカットしてでも危機感の共有を断行するというのは、先を見据えて、対策を打っているという感じですね。

従業員の方からすれば、そんなに大変ことをこれから乗り越えないといけないならば、給料を上げてくれという感じだと思いますが、それはそれとして、トヨタの「先を見据えて、対策を打つ」は、一個人としても見習うところがありますね。

先を見据えて、何か対策をとっていますか?

日本一ともいえる企業であるトヨタですら、絶好調ともいえる中であるにも関わらず、先を見据え、対策をとっています。

一個人としても、今後、大きく変わっていく世の中に対応するように出来るため、少しずつで良いので、何か対策をとっていく必要がありそうですね。

特に、今まで当たり前だったものがそうでなくなる変化については、しっかりと自分の意見を持ち、考えておくことが重要だと思います。

このような大きな変化に対応出来るか、出来ないかが、今後の人生をイージー(豊か)に歩むことが出来るかどうかを左右しそうですね。

本当に想像以上に早いスピードで、大きな変化が起きるという気持ちで、常に先を見据えるようにしておくことが大切ですね。

社会人の立場でいうと

社会人の立場でいうと、影響がありそうな変化としてすぐに思いつくものは以下のような感じですね。

  • 終身雇用制度の崩壊
  • 年金不足問題
  • 人生100年時代(70歳を超えても働く必要あり)
  • グローバル化
  • 少子高齢化、人口減に伴う日本経済の落ち込み

今までの当たり前のものにしがみついていると、上記のような変化に上手く対応できずに、将来の波にいい感じに乗ることが難しくなりそうでね。

おわりに:

今回はトヨタの管理職のボーナスがカットされるというニュースから、先を見据える力の重要性を見てみました。

現代は、一個人にも大きな影響を及ぶ様々な変化が起きようとしています。

少しづつで良いので、先を見据えて、大きな変化へ対応する準備をしていくことが大切ですね。

ちなみに私は一つの企業に縛られない働き方の検討・グローバル化に備えた英語の強化・投資などの資産形成などを進めています。

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