- ニートになって何もかもから解放されたい
- 仕事をやめて、とにかくニートになりたい
- ニートになって何にも縛られない自由な生活をしたい
今回は、このような方に向けた記事となります。
社会人の方であれば、好きな時間に好きなことをするニート生活に、一度は憧れるのではないでしょうか?
「これ以上働きたくないからニートになりたい」という方もたくさんいます。
今回は、このように「ニートになりたいけど、少し不安」という方に向けた記事です。
一度、冷静になり、ニートになりたいと思っている本当の気持ちや理由を考えてみることが重要となります。
また、ニートになるデメリットを把握することも大切です。
この記事を読めば、「ニートのデメリット・ニートで楽しく過ごす難しさ・ニートよりも良い選択肢」を知ることができます。
目次
ニートになりたいと思う気持ちはどこから来る
ニートになりたいと思う気持ちは、どこから来るのでしょうか?
「ニートになりたい」=「単に働きたくないだけ」というイメージがありますが、実際には、以下のような悩みや不満を抱えていることが多いのです。
- 働きすぎて疲れてしまっている
- 仕事以外のやりたいことができない
- 職場での人間関係に悩んでいる
- コミュニケーションに疲れている
- 仕事でのストレスがやばい
- 仕事が上手く行かずに悩んでいる
- 時間と心に余裕が欲しい
職場での不満や悩みが溜まり、身体と心にダメージが蓄積されていくことで、「もう働きたくない」という気持ちになるケースが多いのです。
ニートになりたいと思う気持ちは、「苦しい現実から逃げたい」という心の叫びとも言えるでしょう。
「ニートになればとりあえず楽になれる」そんな風に考え、ニートになりたいと。
注意すべき点としては、「ニートを続けることは決して楽ではない」と感じている人が多いこと。
ニートになるには、デメリットもあることを頭に入れておきましょう。
ニートは楽ではない。ニートのデメリットも知ろう
ニートになれば、今ある不満や悩みが消え、楽になると考える方も多いのではないでしょうか?
確かに今ある不満や悩みは消えますが、ニートになったことにより、新たな悩みや不安がでてくるのです。
ニートの方が感じるデメリットを見ていきましょう。
デメリットは以下の5個です。
- 収入がなくなる
- 社会から孤立してしまう
- 再就職することが難しくなる
- 不規則な生活により、不健康になる
- 将来への不安がつきまとう
①収入がなくなる
デメリットの1つ目は「収入がなくなる」です。
当然ですが、生活するためにはお金が必要となります。
ニートだとしても、毎月、生活費や税金などの支払いがあり、預金残高が確実に減少していくのです。
お金が出ていくだけという状況に耐えられない方がたくさんいます。
- 生活費
- 住民税
- 国民年金
- 国民健康保険
ニートであっても上記の支出が生じます。
どのくらいかかるのかを事前にイメージしておくことが大切ですよ。
①生活費
生活費は、食費、家賃、水道光熱費、ネット代、娯楽費などです。
どのくらいの支出となるのかを事前に計算しておきましょう。
②住民税
住民税は、前年の所得に基づいて計算されます。
退職した翌年に支払うことになりますので、頭に入れておきましょう。
③国民年金
国民年金とは、20歳~60歳までの日本に住んでいる人に加入義務があるものです。
毎月、約16,000円ほどの支出が生じます。
④国民健康保険
国民健康保険も支払い義務があるものです。
会社員時代は半分を会社が負担してくれていましたが、ニートになると自分で負担する必要があります。
ニートになっても支出はゼロにはできません。
収入がない中でも支出は生じていくため、お金の不安がつきまとうのです。
②社会から孤立してしまう
デメリットの2つ目は「社会から孤立してしまう」です。
以下の理由により、ニートは社会から孤立しやすいので注意が必要となります。
- 仕事をしなくなり、人との関わりがなくなっていく
- 周りの視線が気になり、友人関係が遠のいていく
一度、社会から孤立し、ひきこもる癖がついてしまうと、社会復帰が難しくなる傾向にあります。
ニートをしていても、社会から孤立をしないよう意識することが大切ですよ。
ニートのまま、社会で孤立し続ける方がたぶんずっと不幸だったとは思ってる。
— かっちゃ@デジタルデトックス (@kachakacha09) May 5, 2020
③再就職することが難しくなる
デメリットの3つ目は「再就職することが難しくなる」です。
期間を限定してニートになるのであれば問題はないですが、ニート期間があまりにも長すぎると、再就職が難しくなる可能性があります。
- 長過ぎるブランク期間はマイナス評価される
- ニートに慣れすぎて、働くことが無理な身体になっている
- 年齢が上がるにつれて、転職の選択肢はせばまる
上記はあくまで可能性の話です。
このような可能性があるということを頭に入れておきましょう。
④不規則な生活により、不健康になる
デメリットの4つ目は「不規則な生活により、不健康になる」です。
時間に縛られない生活をすることができますが、不規則な生活になりがち。
ニートすぎて不健康になってきた
— レクサ@撫子 (@LFA_5600PS) December 19, 2020
これはいけない
大学までは健康的だったけどニートだと何故か日常が不健康になるね…
— 病滅の道(無限努力編) (@RDBzjkUGUYFKaAV) December 29, 2020
夜になかなか眠れないという方も多くいますね。
夜型の生活になってしまうと、仕事を再開するハードルが上がりますので、規則正しい生活を心がけましょう。
⑤将来への不安がつきまとう
デメリットの5つ目は「将来への不安がつきまとう」です。
ニートになれば現状の不満や悩みからは解放されますが、漠然とした将来への不安がつきまといます。
本当は、ニートには、なりたくなかった😭
— ぷくた引きこもりニート‼️音楽好き🎸弾けない! (@8JlW3n7fFOYSxKQ) January 24, 2021
でも、精神不安定、
治すためには、無理できないし、
でも、将来不安だし、
それでまた、落ち込むし
ニート数年は暇を潰す才能があれば楽しく暮らせるけどそれ以上になると迫り来る将来の不安から逃げ出せる鈍感さみたいな能力が必要になるなと最近思った
— レオ (@susu6908) January 18, 2021
「金銭面」「社会からの孤立」「再就職ができるのか」など、今まで紹介したデメリットが束となり、漠然とした将来への不安が生じてくるのです。
この悩みは深刻なもの。
ニートになってみたものの、このような不安と向き合うことが辛すぎるという方がたくさんいますよ。
ニートが楽しくないと感じる人はたくさんいる
ニートは何も縛られずに自由に生活できますが、楽しいと感じている人ばかりではありません。
「そもそも楽しくない」「将来が不安で楽しくない」など、楽しくないと感じている方がいます。
ニートになってわかったこと
— ぽぽぽ (@popopo_07_31) December 26, 2020
→思ったより楽しくない
将来の不安かかえてたらニートな毎日も楽しくないわなぁ。
— ほ (@ranrandesse) March 13, 2020
だからみんなひねくれるんやろなぁ
ニートやフリーター向けの転職サポートに強みを持つ「ハタラクティブ」の調査では、「ニート経験があるフリーターの83%がニートに戻りたくない」との回答があります。
多くの方にとって、ニートでの生活が楽しく感じるのは一時的であることが分かりますね。
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本当にニートになりたいのか考えてみよう
ニートになれば、現状の不満や悩みからは抜け出すことができますが、多くのデメリットがあります。
また、心の底からニートを満喫できる方はそこまで多くありません。
ニートになるという決断をする前に、本当にニートになりたいのかを考えてみることをおすすめします。
ニートという極端な選択をしたいと思う原因は、以下の2つ。
- 仕事での不満や悩みが溜まりすぎて、身体と心が疲れ切っている
- 転職しても状況は変わらないと思い込んでいる
①身体と心が疲れ切っている
身体と心が疲れてしまっていると、後先考えずに、とりあえずその場から逃げ出したいという気持ちになりやすいです。
メリット、デメリットを把握し、判断するということが難しくなります。
身体と心が疲れてしまっている方は、「疲れをとる」ことを最優先としましょう。
生活リズムを整え、疲れを取ることが大事。
疲れすぎていると、ついついマイナス思考になりがちですので、プラス思考を意識することも大切ですよ。
②転職しても状況は変わらないと思い込んでいる
ニートになりたい方の中には、「転職しても状況は変わらない」と思っている方がたくさんいます。
転職したところで、不満や悩みは解決されるはずがないと決めつけているのです。
これは大きな間違い。
今の職場の当たり前が他の職場でも当たり前なんてことはありませんよ。
今の会社と「職種」「職場の雰囲気」「働き方」がまったく異なるという会社は、数多く存在します。
ニートを選ぼうとしている方は、転職についての情報がなさすぎるのかもしれませんよ。
転職についての情報を得るためには、転職エージェントに登録することがおすすめです。
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すべて無料で利用できますので、まずは、情報収集のつもりで相談してみましょう!
ニートになるよりも転職のすすめ
ニートになれば自由になれますが、多くのデメリットもあります。
今の不満や悩みから抜け出したいのであれば、ニートになると決断するよりも、まずは、転職の検討がおすすめです。
転職と聞くと、すぐに働き始めなければいけないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
転職の空白期間を作り、期間限定ニートとしてゆっくりと羽を伸ばすことができます。
厚生労働省の調査によると、転職の空白期間がまったくない方は4人に1人だけです。
完全にニートにならなくても、休む期間を確保できます。
ポイントとしては、ニート期間中も転職活動をしておくということ。
何もせず休んでいたとしても、最低限、エージェントに求人を探しておいてもらいましょう。
完全に何もしない期間があると、動き出すまでの負担が大きくなります。
また、良い求人があっても気づくこともできません。
休みが欲しいという方は、期間限定ニートなり、ゆっくり過ごしましょう!
ただし、ニート期間中も転職活動をすることがポイントですよ。
2個以上のエージェントに登録し、休んでいる間もエージェントに動いてもらいましょう!