- 転職したいけど変な会社に入るのは嫌だ。
- 入社しないほうがいい会社の特徴を教えてほしい。
- 入社しないほうがいい会社の見極め方を知りたい。
今回は、このような悩みをお持ちの方に向けた記事です。
転職をしたいけれど、変な会社に入りたくないという方は多いのではないでしょうか?
今回の記事では「入社しないほうがいい会社の特徴・見極める方法」の解説です。
入社しないほうがいい会社の特徴を知ることができれば、転職で後悔する可能性を下げることができます。
この記事を参考にして、ブラック企業を避けながら、自分に合う会社を探していきましょう。
「入社しないほうがいい会社の10個の特徴」と「見極める5つの方法」を見て、転職活動に活かしてくださいね!
目次
入社しないほうがいい会社の10個の特徴
入社しないほうがいい会社の特徴を見ていきましょう。
押さえておきたい10個の特徴は、以下のとおりです。
- 勤務時間が長い
- 給与体系があいまいでおかしい
- 平均勤続年数が短い
- 若い社員が少なく、高齢化している
- いつでも求人を募集している
- 面接官など接する人の態度や言葉遣いに違和感を感じる
- オフィスが汚い会社
- 会社の雰囲気が暗い
- 業界の将来性が見えない
- 自分と合っていない色の会社
①勤務時間が長い
入社しないほうがいい会社の特徴の1つ目は「勤務時間が長い」です。
勤務時間を確認する際には、以下の3点をチェックしてみましょう。
- 残業時間は多くないか?
- 休日出勤は多くないか?
- 年間休日は少なくないか?
勤務時間が長すぎる会社はブラック企業と言えます。
長時間労働が当たり前、サービス残業が当たり前、休日出勤が当たり前という会社はいまだにたくさんありますので、注意が必要です。
「たくさん仕事をしてスキルや経験を身につけたい」「数年間は仕事だけを頑張りたい」などの意欲がある方は、長時間労働なんて気にしないという方も多いかもしれません。
しかし、度が過ぎる長時間労働は身体を壊してしまい、長期的には大きなマイナスとなる可能性がありますよ。
労働基準法を違反した会社については、厚生労働省が公表していますので確認してみましょう。
参考資料:労働基準関係法令違反に係る公表事案
② 給与体系があいまいでおかしい
入社しないほうがいい会社の特徴の2つ目は「 給与体系があいまいでおかしい」です。
給与体系を確認する際のポイントは、以下の5点。
- みなし残業込みの給与
- 手当や補助を含めた給与
- 給与額に幅がある
- 同業界と比べて、明らかに低い
- 給与体系が分かりにくい
「みなし残業込みの給与」「手当や補助を含めた給与」については、これ自体は悪いことではないです。
気が付きにくい小さい文字で但し書きされていることもあるので、全てをちゃんと読んで、「純粋な給与額」なのかどうかを確認するようにしましょう。
「給与額に幅がある」「同業界と比べて、明らかに低い」「給与体系が分かりにくい」場合には、給与体系があいまいでおかしいと言えます。
給与はもっとも大切なことの一つですので、「給与体系があいまいでおかしい会社」は候補から外したほうが良いでしょう。
③ 平均勤続年数が短い
入社しないほうがいい会社の特徴の3つ目は「平均勤続年数が短い」です。
以下の場合を除いては、「平均継続年数が短い」ということは、多くの方が働き続けることができないということを意味します。
- 創業して間もない会社
- 独立、起業する風潮がある会社
- ポジティブな理由による退職
平均勤続年数が短い会社を見つけた場合には、要注意。
同業種の会社と比較して、明らかに短い場合には、入社しないほうがいい会社と判断しましょう。
④若い社員が少なく、高齢化している
入社しないほうがいい会社の特徴の4つ目は「若い社員が少なく、高齢化している」です。
会社の平均年齢も確認しておきたいポイントとなります。
平均年齢が高い会社は、以下のようなことが想定されます。
- 若い社員が少ない
- 若い社員がすぐに辞めてしまう
- 定年まで居座ることしか考えていない上司が多い
- 考え方が古い上司が多い
- 最新のテクノロジーについていけない
1番の問題点は「若手が続かない環境である可能性が高いこと」。
「やる気がない上司が仕事を無理やし押し付けてくる」「飲み会は最後まで付き合うべきなど、考え方が古すぎる」など、さまざま問題点を抱えている可能性ありです。
平均年齢が高すぎる会社も要注意となります。
⑤いつでも求人を募集している
入社しないほうがいい会社の特徴の5つ目は「いつでも求人を募集している」です。
ブラック企業では、入社した人が数ヶ月で辞めてしまうことがたくさんあります。
常に人が辞めていくため、安定的な組織を構築できません。
- 職場環境と労働条件が悪い
- すぐに人が辞めていく
- 人手不足のため一人あたりの業務が多く、仕事もマニュアル化されていない。
- さらに過酷な労働環境となる
いつも求人を募集している会社は、上記のような感じで、常に人手不足いう状況が想定されます。
転職サイトなどに登録し、定期的にチェックすることにより、「いつも求人を募集している会社」か判断することが可能ですよ。
⑥面接官など接する人の態度や言葉遣いに違和感を感じる
入社しないほうがいい会社の特徴の6つ目は「面接官など接する人の態度や言葉遣いに違和感を感じる」となります。
面接やその過程での人事の方とのやりとりに違和感を感じる場合には、入社しないほうがいい会社の可能性が高いですよ。
- 圧迫面接をする
- タメ口で偉そうな態度をとる
- 見下したような態度をとる
- 建設的な会話をする気がなく、揚げ足ばかりとってくる
- こちらからの質問に答えようとしない
- 面接時間に遅刻してくる
- 1ミリも尊敬しようと思うところがない
面接は「これから一緒に働けるかどうかを確認する大切な場」です。
このような大切な場で、違和感を感じてしまう場合には、入社後にもっと違和感を感じる可能性が高いですよ。
⑦オフィスが汚い会社
入社しないほうがいい会社の特徴の7つ目は「オフィスが汚い会社」です。
オフィスが古いことは仕方がないことですが、気にしたいポイントは「オフィスが汚い会社」となります。
- 社内が清潔に保たれているか?
- デスク回りが汚くないか?
- 紙や資料が山積みになっていないか?
- ゴミが落ちたりしていないか?
オフィスが汚い会社は「忙しすぎて、社内やデスクを清潔に保てない」「仕事のやり方も整理されていないため、無駄な作業が多くなる」ということが考えられます。
ぱっと見て、オフィスが汚いという印象を持った場合には、その会社へ入社しても大丈夫かどうか改めて考えるようにしましょう。
⑧会社の雰囲気が暗い
入社しないほうがいい会社の特徴の8つ目は「会社の雰囲気が暗い」です。
会社の雰囲気が暗いと感じるポイントは以下のとおり。
- 活気が感じられず、覇気がない
- 社員の顔が疲れているように見える
- 社員に笑顔がない
- 挨拶を返してくれない
- 上司・部下の関係が悪そう
このように雰囲気がどんよりとしている会社では、「社員のやる気がない」「仕事量が多い」「職場の人間関係が悪い」などが考えられます。
社内見学などの機会がある場合には、会社の雰囲気をしっかりと観察するようにしましょう。
⑨業界の将来性が見えない
入社しないほうがいい会社の特徴の9つ目は「業界の将来性が見えない」です。
働く上で業界の将来性を考えることは大切です。
- 時代遅れとなりつつある分野
- 成長する気配がない分野
- 競争が激しすぎる分野
将来性が見えない業界で働いてしまうと、いくら頑張って働いたとしても成果が出ないということが起こります。
頑張って働いているのに、給料が一向に上がっていかないということもありえますので、業界の将来性についてもしっかりとチェックしておきましょう。
⑩自分と合っていない色の会社
入社しないほうがいい会社の特徴の10個目は「自分と合っていない色の会社」です。
少し抽象的ですが、相性が合わなそうな会社は入社しないほういい会社といえます。
- 服装
- 髪型
- 身につけているもの
- テンション
- 平均的な年齢
会社の全体を見渡した時に何かが違うと感じたら、一度、考えなおしてみましょう。
自分の色とあまりにも違う場合、入社したとしても合わない可能性が高いですので要注意ですよ。
入社しないほうがいい会社の見極め方
入社しなほうがいい会社の見極め方を紹介します!
具体的な方法は、以下の5つです。
- 就活四季報を見る
- 口コミサイトを見る
- 面接でチェック
- 社内見学でチェック
- 転職エージェントを活用し、チェック
①就活四季報を見る
1つ目は「就活四季報を見る」です。
就活のために必要となる基本情報を確認することができます。
「平均給与」「平均年齢」「3年以内の離職率」「平均勤続年数」などの情報があります。
必要最低限の情報はこれで入手することが可能です。
②口コミサイトを見る
2つ目の方法は「口コミサイトを見る」です。
口コミサイトを見ることで、内部にいた人にしか分からないリアルな情報を見ることができます。
「会社の雰囲気」「働きやすさ」「企業文化」「やりがい」など、数字で表すことができない情報をゲットすることが可能。
口コミサイトという性質上、信憑性の問題などはありますが、内部の方の声を知るために利用することをおすすめします。
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③面接でチェック
3つ目は「面接でチェック」となります。
面接では自分をアピールすることが1番大切ですが、確認したい点をしっかりと確認することも大切です。
気になっている点をクリアにせずに入社して失敗するというパターンは避けるべき。
面接官の態度などもも併せて、チェックするようにしましょう。
④社内見学でチェック
4つ目は「社内見学でチェック」です。
社内に行く機会がある場合には、「社内の雰囲気」「会社の色」「オフィスの清潔さ」などもしっかりとチェックすることも大切。
自分にとって入社したほうがいい会社かどうか見極めるチャンスとなりますので、忘れずにチェックしていきましょう。
⑤転職エージェントを活用し、チェック
5つ目は「転職エージェントを活用し、チェック」です。
今まで紹介してきた方法を使えばある程度は判断できますが、完璧とは言えません。
転職エージェントを活用し、以下の情報をメインに確認するようにしましょう。
- 客観的な意見
- 同じように転職した人の状況
- その他非公開のデータ
転職エージェントを利用することにより、一人では集めることができない情報を入手することが可能。
そして、転職エージェントからの客観的な意見も聞くことができます。
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