- 毎日12時間も働いていて、きつい。
- この働き方を続けて大丈夫かな?
- 社会人なら毎日12時間労働は仕方がないのかな?
今回は、このような悩みや疑問をお持ちの方に向けた記事となります。
毎日12時間労働をしていて、きついと感じている方は多いのではないでしょうか?
でも、ほとんどの方が「他のみんなも遅くまで働いている」「働かざる者食うべからず」という感じで、仕方がないと言い聞かせ、働き続けているのではないでしょうか。
普通に考えて、毎日12時間も働くことは異常なことです。
きついと感じているのは正常な証拠。
麻痺してくると、毎日12時間働くことがおかしいことなのか?と考える余裕すらなくなります。
今回は、「毎日12時間労働が異常であること、抜け出すべき理由と方法」を紹介します。
この記事を読めば、毎日12時間労働がおかしい理由、抜け出すための方法など知ることができます。
目次
毎日12時間労働は普通ではない
毎日12時間も働いている状況は普通ではありません。
不思議なことに、毎日12時間労働を続けていると、それが当たり前のように感じてしまうことがあります。
- 周りも遅くまで働いている
- 上司はもっと遅くまで働いている
- 深夜まで働いたり、休日出勤している人もいる
周りが当然のように働いているため、異常性に気が付かないという問題が起こります。
「同僚も頑張っているんだから、自分も頑張らないといけない」という感じで、自己洗脳がされていくのです。
毎日12時間労働は危険

毎日の12時間労働がどれだけ危険であるかを把握するために、過労死ラインをみてみましょう。
過労死ラインとは「病気や死亡、自殺のリスクが高まる時間外労働時間をいい、労働災害認定でそれらの害が労働に起因するものだと認定される基準」を言います。
長時間労働から労働者を守るための目安となるライン。
過労死ラインは以下のとおり。
- 発症前1ヵ月間に100時間の時間外労働
- 発症前2~6ヵ月間平均で80時間の時間外労働
毎日12時間労働をしていると1日の時間外労働は4時間。
1ヶ月で計算すると、4時間✕20日で80時間の時間外労働となり、かなり危険な労働環境といえますね。
どんな弊害があるのか知っておこう

毎日の12時間労働がきついという方は正常な感覚を持っています。
大切なことは、これから紹介する弊害が起きる前に手を打つことです。
また、毎日12時間労働をしていても、まだまだ大丈夫という方もそれなりにいるのではないでしょうか?
「まだまだ大丈夫」「多少無理してでも働き続けないと」と考えている方は注意が必要です。
身体や心は知らずのうちに疲れやストレスが溜まっていくもの。
毎日の過度な労働には「身体や心に疲れを溜め、仕事以外のことを考える余裕がなくなる」という弊害がありますよ。
- 体調がすぐれない
- 無気力になってくる
- 他のことを考える余裕がなくなる
①体調がすぐれない
12時間も働いていると、「十分な睡眠をとれない」「寝る直前にご飯を食べる」など、不規則な生活になりがちです。
このような状況が続けば、健康に悪い影響を及ぼすのは当然です。
②無気力になっていく
12時間も働いていると、リラックスやリフレッシュをする時間がとれず、なかなかストレスを発散できません。
ストレスが溜まりすぎると、無気力状態になってしまう可能性があるため注意が必要ですよ。
③他のことを考える余裕がなくなる
毎日12時間も働いていると、寝る以外のほとんどの時間が仕事で消えます。
他のことを考える余裕がなくなるという弊害が生じるのです。
- 仕事以外の楽しみを考えられない
- 家族や友人との関係が希薄になる
- 自分の将来について考えることできない
仕事が忙しすぎると、仕事以外の楽しみを見つけられなくなり、人間関係が希薄となり、自分の将来について考える余裕もなくなります。
本来は、仕事と仕事以外のどちらも両立していることが健全な姿ですよ。
毎日12時間労働の環境から抜け出す方法

毎日12時間労働の環境から抜け出す方法を見ていきましょう。
抜け出す方法は以下の3つです。
- 周りに合わせない
- 手を抜くことを覚える
- 転職する
①周りに合わせない
抜け出す方法1つ目は「周りに合わせない」です。
周りが遅くまで働いているから、上司が遅くまで働いているからという理由で、12時間も働くことは辞めにしましょう。
適当な理由をつけて、遅くまで働かない日を作っていくことが大切。
12時間労働を強制させられる場合にはこの方法は使えませんが、そんな会社はブラック企業確定です。
ブラック企業の場合にはこれから紹介する「手を抜く」「転職する」のどちらかの方法で抜け出しましょう。
②手を抜くことを覚える
抜け出す方法2つ目は「手を抜くことを覚える」です。
手を抜いても問題ない仕事はどんどん手を抜きましょう。
冷静に考えると、半分くらいは手を抜いても問題とならない仕事です。
手を抜いた時間で少し休んだり、自分のためになることをしましょう。
手を抜くことで、心にも時間にもゆとりが生まれてきますよ。
③転職
抜け出す方法3つ目は「転職」となります。
世の中にはたくさん会社がありますが、毎日12時間も労働させている会社を探すほうが大変です。
世の中には働き方がホワイトな会社はたくさんありますよ。
そんな会社へ転職してしまえば、晴れて脱出成功です。
注意点としては、上司や先輩には相談しないこと。
ブラック企業を辞めたいと考えている場合には、相談しても良いことはないですよ。
- こんなで弱音を吐くのはダメな社会人
- 一度、逃げると逃げ癖がつく
- お前なんて他じゃ通用しない
- 今、我慢しないと絶対に後悔するぞ。
相談すると、上記のようなことを言われます。
このように言われると、気持ちが揺らいでしまうので、上司や先輩には相談はしないようにしましょう。
相談すべきは上司ではなく、転職エージェント
毎日12時間労働から抜け出したい方が相談すべきなのは「転職エージェント」です。
エージェントは「労働時間が守られている会社」「働き方がホワイトな会社」など、数え切れないくらい多くの情報をもっています。
一人で悩んでいても解決はせず、なかなか長時間労働から脱出できませんよ。
ホワイトな会社への転職成功確率を上げたい場合には、必ずエージェントを利用するようにしましょう。
おすすめの転職エージェント
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転職エージェントはすべて無料です。
複数のエージェントを利用することにより、ホワイト企業に出会える可能性が高まりますので、少なくとも2社は登録することをおすすめします。
12時間労働から抜け出して人生を好転させよう

毎日12時間労働は普通のことではありません。
きついと思っている方は正常な感覚の持ち主です。
毎日12時間労働を続けていると、仕事以外のことを考えられなくなるなど、色々な弊害がでてきます。
大切なことは、仕事のこと以外考えられなくなる前に早めに手を打つこと。
ちゃんと判断できるうちに、自分の人生について考えておきましょう。
ホワイトな会社へ転職すれば、すぐに毎日12時間労働から抜け出すことが可能。
毎日12時間労働から抜け出すことができれば、人生は好転していくはずです!
早めに抜け出す準備をスタートすることが大切ですよ。