今回は、このような質問に対して、私の考えを紹介します。具体的には、自己分析をやってみましょう、というお話です。
社会人の方は「自分を見つめ直すきっかけ」または「転職の第一歩」として、これから就活を控えている方は「やりたい仕事を見つけるきっかけ」として、活用できます。
本記事の内容
- 自己分析とは
- 自己分析がおすすめな理由
- 自分を見つめ直すには一人の時間が必要
- 不測の事態への準備
- 自己分析は無料で出来る
- 自己分析の方法、賢く自己分析をしよう
目次
外出できずに暇な時こそ自己分析のチャンス!簡単な方法を紹介
コロナウィルスの影響により、在宅勤務、大規模イベントの中止、外出自粛要請などにより、多くの方が外にいる時間が減り、一人の時間が増えたのではないでしょうか?
一人の時間が増えたことにより、「やることがなくて暇」「何をしたらよいか分からない」というような声が聞こえてきます。
今回は、一人の時間が増えてきた今だからこそ、効果的にできるものとして、自己分析をおすすめします!
自己分析とは
自己分析と聞くと堅苦しいイメージを持つ方が多いかもしれませんが、今回の自己分析はそこまで堅苦しいものではありません。
せっかく、一人の時間が多いので、普段なかなか振り返ることが出来ない自分自身を振り返ってみようというものです。
今回の自己分析でやるべきことはたったの2つです。
- 自分を客観的な視点で見る
- 客観的な情報に基づき、「Will・ Can・ Must」を考える
あまり深く考えずに、その中で今一度、自己分析をし、自分を見つめ直すというものです。
「自己分析がおすすめな理由」と「自己分析の方法」を紹介していきます。
自己分析がおすすめな理由
一人の時間が増えてきた今に自己分析がおすすめな理由は以下の通りです。
- 自分を見つめ直すには一人の時間が必要
- 不測の事態への準備
- 無料で受けることが出来る
自分を見つめ直すには一人の時間が必要
一つ目の理由は「一人の時間」です。
一人の時間が増えている今だからこそ、自己分析をするチャンスとなります。
自己分析をする上で最も大事なことは自分をしっかりと見つめ直すということです。
自分をしっかり見つめ直すことができなければ、自己分析をしてもなかなか上手く行きません。
自分をしっかりと見つめ直すには、「一人の時間」が重要ですが、普段の生活の中では一人の時間をゆっくりと長期的に確保することは難しいですね。
せっかく自分を見つめ直そうとしても、次の朝には満員電車に乗り、いつもと同じように同じ人と仕事が始まってしまう生活の中では、一人の時間をゆっくりと長期的に確保できません。
一人の時間が増えたことにより、「やることがなくて暇」「何をしたらよいか分からない」というような方は、まさに今、「一人の時間をゆっくりと長期的に確保」することが出来ているのです。
こんな時こそ、一人の時間を上手に利用し、自己分析をしてみましょう。
不測の事態への準備
自己分析を効果的に行うためには「一人の時間が必要」なのは分かったけど、なぜ、自己分析がおすすめなのか?と疑問に思う方も多いと思います。
自己分析ではなく、ゲーム、読書、勉強でも何でも良さそうですよね。
自己分析がおすすめの理由は「時間」だけが理由ではありません。
自己分析をおすすめする理由は「不測の事態への準備をしておくことができる」ためです。
不測の事態とは以下のような感じです。
- リストラの可能性
- 今まで通りの生活ができなくなる可能性
- 価値観が大きく変わる可能性
コロナウィルスの影響により、世界の実体経済は大きく落ち込み、リストラ、賃金カットは他人事ではなく、いつ自分の身に起きてもおかしくない状況です。
また、ウイルスから発生した世界大恐慌ということを考えると、これをきっかけに多くの方の価値観が変わり、今までの当たり前が当たり前ではなくなる日が来るかもしれません。
このようなことが起きないことを望みますが、このようなことが起きてしまったとしても、あなたが不測の事態への準備、心構えを早くからしておけば、傷を浅くすることが出来るはずです。
その第一歩として自己分析を活用できます。
- あなたが何を考えているのか
- あなたは何をしたいのか
- あなたは何を重要視しているのか
- あなたはどんな仕事をしたいのか
- あなたはどんな仕事に向いているのか
このようなことを事前に考えておけば、転職に迫られたなどいざという時に「しっかりと素早く判断する」ことができます。
少し抽象的ですが、「世界が混乱している中、自分の軸を持ち、考え、選択していける」ことは大切なことです。
一人の時間が増え「やることがなくて暇」「何をしたらよいか分からない」のであれば、一度、自分を、特に仕事面を中心に自分を見つめ直し、不測の事態への心構えをするきっかけにしてみましょう。
無料で受けることが出来る
おすすめする3つ目の理由は「自己分析は無料でできる」ということです。
暇つぶしのために、わざわざ高いお金を払いたくないですよね。
やることがなくて暇だなと思ったら、自己分析をしてみましょう。
自己分析の方法を以下で紹介していますが、ゲーム感覚でできる部分もあり、やってみると意外と楽しく感じてしまうはずです。
自己分析の方法、賢く自己分析をしよう
自己分析の方法を紹介します。
本格的な自己分析に比べて、苦痛にならずにさくさくと進めていきます。
今回の自己分析でやるべきことは以下の2つです。
- 自分を客観的な視点で見る
- 客観的な情報に基づき、「Will・ Can・ Must」を考える
自分を客観的な視点で見る
自分を見つめ直す第一歩として大切なことは自分を客観視することです。
自分を客観視出来なければ、多くの一人の時間を利用して、自己分析をしてもあまり意味がありません。
簡単に自分を客観視するためには「無料の自己分析診断ツール」を利用しましょう。
スマホで質問に答えていくだけで、あなたがどんな人物なのか、何に向いているのか、どんなことを重視しているのか、どんな仕事をしていきたいのか、など、仕事に関することを中心として、あなたの客観的な姿が見えてきます。
状況別のおすすめの自己分析診断ツールを紹介します。
<社会人の方>
- MIIDAS(ミイダス) →驚くほど詳細な適性診断で自己分析を
- Doda →4つの診断で総合的に自己分析を
「ミイダス」と「DODA」の無料診断についての詳細な情報は以下の記事に記載しています。
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<就活を控えている方>
- OfferBox →AnalyzeU+(100万人の診断結果に基づき自己分析を)
- キミスカ →業界最高レベルの適性検査で自己分析を
- Future Finder →心理統計学分析で自己分析を
一度やってみると、純粋に面白いと思いますので、まずは1つやってみましょう。
客観的な情報に基づき、Will, Can, Mustを考える
本格的な自己分析では客観的な情報に基づき、過去の出来事を振り返り、「どのように感じたのか」「なぜそのように感じたのか」「結果的にどうなったのか」などを深掘りしていきます。
今回の自己分析では、そこまでせず、客観的に情報に基づき、Will, Can, Mustをあなたなりに考えてみましょう。
- Will →やりたいこと
- Can →できること
- Must →やらなければならないこと、ゆずれないこと
一度、このレベルで自分自身を見つめ直すことができれば、忙しい日々で忘れかけていた自分の軸をもう一度思い出すことが可能となります。
今後、考えられないような不測の事態が襲ってくるかもしれませんが、自分の軸を確認し、準備をしておけば、不測の事態が起きた時にも慌てずに、素早く、自分の軸をベースに行動できるはずです。